1997年初版　Ａ５判　P228＋索引・文献P9　カバー上端少イタミ

西洋錬金術やキリスト教の象徴的図像、アステカの暦、ストーンヘンジ、眼球、自然物の形状など、幅広い例を挙げながらマンダラの思想、概念、普遍性について読み解く試み。

目次：
序文
はじめに

第１章　マンダラの普遍性
　中心と両極性
第２章　視覚的プロセスとしてのマンダラ
第３章　芸術形式としてのマンダラ
第４章　象徴システムへの鍵としてのマンダラ
第５章　マンダラの儀式
　清め／中心に向かうこと／方位定式／マンダラを目に見える形にすること／呼吸／破壊／再統合／現実化／瞑想とマンダラを描くこと／簡単なヤントラ／生のサイクルのマンダラ／ブループ・マンダラ
第６章　出発点としてのマンダラ
　オクラーブのマンダラ／光の回転／光り輝く男と光り輝く女

あとがき
訳者あとがき
参考文献
索引