古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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怪奇幻想文学・芸術や、神話・妖怪・民俗・呪術・博物学そのほか綺想幻想趣味に関わる人文書全般。またレトロな暮しの本、手芸などの雑誌や児童書、デザイン、などなど。
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千里眼千鶴子 光岡明 河出文庫
2010年 文庫判 P174 帯・カバーごく僅イタミ 小口僅汚れ
千里眼事件の当事者である霊能力者・御船千鶴子および心理学者・福来友吉を題材とした評伝小説2篇を収録。
“元祖・霊能力者の 透視術の裏表。
今を去る百年前、熊本に現れた霊能者御船千鶴子。心理学...
2010年 文庫判 P174 帯・カバーごく僅イタミ 小口僅汚れ
千里眼事件の当事者である霊能力者・御船千鶴子および心理学者・福来友吉を題材とした評伝小説2篇を収録。
“元祖・霊能力者の 透視術の裏表。
今を去る百年前、熊本に現れた霊能者御船千鶴子。心理学者福来友吉の実験とは何だったのか。”(帯文)
“御船千鶴子は、熊本に生まれ育った平凡な女だった。だが、純粋で繊細な彼女は霊能力をもっていた。そんな千鶴子の潜在能力に注目した、東京大学助教授の福来友吉は、黎明期の心理学の可能性を、千鶴子の透視能力の開発に託し、実験を 繰り返す。折から全国にまき起こった千里眼ブームとは何だったのか?”(カバー裏紹介文)
目次:
不知火の女
福来博士の革命
解説 千里眼事件の裏面史(一柳廣孝)
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2024-03-18T17:03:45+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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化物屋敷 遊戯化される恐怖 橋爪紳也 中公新書
1994年 新書判 P190 帯背から端にかけてヤケ大 カバーヤケ、薄く折れ跡 天時代シミ多
“お化けがもっと身近だった時代が生んだ仮設建築の種と仕掛”(帯文)
“神社仏閣や城廓のような、権威づけられた、堅牢な建築に較べると、仮設建築物は、資料が少なく...
1994年 新書判 P190 帯背から端にかけてヤケ大 カバーヤケ、薄く折れ跡 天時代シミ多
“お化けがもっと身近だった時代が生んだ仮設建築の種と仕掛”(帯文)
“神社仏閣や城廓のような、権威づけられた、堅牢な建築に較べると、仮設建築物は、資料が少なく、学問的興味の対象とはならなかった。しかし、人々の日常を支えたこれらに、日本的な建築文化のある種の伝統が見出されるのも事実である。本書は、江戸時代から見世物小屋のひとつとして発達し、近くは遊園地の中で人気を集める化物屋敷の外構・内装・陳列物の歴史を辿り、都市生活者が求めた「恐怖の楽しみ方」を探るものである。”(カバー袖紹介文)
目次:
第一章 消えゆく「お化け」たちへ
{節分のお化け/厄除けの異装/恋愛の風俗/すたれゆく「お化け」/失われてゆく心性/化物屋敷へのまなざし}
第二章 日本における「化物屋敷」観
{和風の化物屋敷/洋風の化物屋敷/建築物的風姿/古びても妖怪になりきれない「もの」について/行き来する魔物たち/退治しやすい化物たち/物怪と仲よくする方法/日本人の化物屋敷観―化物と人が交流する場}
第三章 化物屋敷の誕生
{場面型と迷路型、化物屋敷の演出/怪奇談の流行、「場面型」化物屋敷誕生の前提/文芸のなかの怪異/絵画のなかの怪異怪奇趣味の江戸/肝試しと百物語/化物細工師、宇禰次と目吉/生人形師たちの化物細工/「場面型」化物屋敷の嚆矢、菊島千吉の怪物問屋/変死体の見世物/身投げ三人娘人形/十界の見世物/メーズ、「迷路型」化物屋敷の原型/「迷途」のモデル/メーズの流行/鏡張りの迷路/化物細工との融合/「迷路型」化物屋敷の誕生}
第四章 化物屋敷と都市の近代 百貨店・遊園地・博覧会
{都市娯楽の近代化/新たな演出家たちの登場/ランカイ屋の活躍/美人島探検旅行館/理科応用の見世物/納涼博覧会/百貨店のお化け屋敷/「不思議」を見せる見世物}
第五章 化物屋敷の完成 国技館の納涼博覧会
{読売新聞社のイヴェント事業/国技館/イヴェントの既成概念を打ち破る/富士山の見世物/氷を使った見世物/水を使った見世物/外地を見せる見世物/季節を反転する装置、国技館の納涼イヴェント/昭和の大化物屋敷、日本伝説お化け大会/伝説名宝大会/世相博覧会/化物屋敷の完成形}
第六章 化物屋敷の現在
{お化けたちの行方/遊園地と化物屋敷/「見せる」技術の革新/和風から洋風へ/和洋中の混在/宝塚の鬼太郎/新しい魔物たち/恐龍の見世物/化物屋敷の問題点}
第七章 化物屋敷の空間構成
{祭礼の仮設劇場/仮設小屋の起源/見世物小屋の現状/コモノの建築空間/見ながしの劇場/見たところから見たところまで/囲いこまれた道/人が扮する「お化け」の創案者/演劇青年と「お化け大会」/おっかぶせお断り/客を呼ぶ装置、思案橋/迷路のレイアウト計画/たまり場、とびだし/「お笑いお化け屋敷」という口上/悲鳴と笑い/大道のなかの小屋}
第八章 遊戲化される恐怖をめぐって
{恐怖の風景/不安を楽しむ装置/スペクタクルとしての死/絶叫マシーンの快楽/安全に恐怖を体験する喜び/遊戲化された「死」の現在/遊戲化される「恐怖」の未来}
あとがき
参考文献
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2024-03-18T17:03:45+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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柔かい月 イタロ・カルヴィーノ 訳:脇功 河出文庫
2007年3刷 文庫判 P229 カバー背少ヤケ、端僅イタミ 小口少ヤケ
“変幻自在な語り部Qfwfg氏。あるときは地球の起源の目撃者、あるときは生物の進化過程の生殖細胞となって、宇宙史と生命史の途方もなく奇想天外な物語を繰り広げる。
現代イタリア文学界を代表す...
2007年3刷 文庫判 P229 カバー背少ヤケ、端僅イタミ 小口少ヤケ
“変幻自在な語り部Qfwfg氏。あるときは地球の起源の目撃者、あるときは生物の進化過程の生殖細胞となって、宇宙史と生命史の途方もなく奇想天外な物語を繰り広げる。
現代イタリア文学界を代表する作家が、伝統的な小説技法を打ち破り、自由奔放に想像の翼をはばたかせて描いた連作短編集。幻想と科学的認識とが、高密度 で結晶した傑作。”(帯文)
目次:
【第一部 Qfwfq 氏の話】
柔かい月
鳥の起源
結晶
血・海
【第二部 プリシッラ】
I ミトシス(間接核分裂)
II メイオシス(減数分裂)
III 死
【第三部 ティ・ゼロ】
ティ・ゼロ
追跡
夜の運転者
モンテ・クリスト伯爵
解説
文庫版訳者あとがき
文庫版解説(和田忠彦)
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2024-03-18T17:03:44+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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影法師の誘惑 種村季弘のラビリントス2 青土社
昭和54年 四六判 P316 ビニールカバーヤケ、少汚れ 帯背ヤケ 紙カバー端少汚れ、背少ヤケ 天・小口ヤケ、少汚れ 巻頭数ページ時代シミ多
“種村季弘のワンダーランド
永遠のまどろみの中で、退行の夢に耽りきりたいとい う、われらの母胎回帰願望を基底に...
昭和54年 四六判 P316 ビニールカバーヤケ、少汚れ 帯背ヤケ 紙カバー端少汚れ、背少ヤケ 天・小口ヤケ、少汚れ 巻頭数ページ時代シミ多
“種村季弘のワンダーランド
永遠のまどろみの中で、退行の夢に耽りきりたいとい う、われらの母胎回帰願望を基底に、玩具箱の中の古 時計・覗きからくり・影絵・人形・童話・童謡など、遠 い美しき日々への追憶が織りなす幼年期の夢の王国”(帯文)
目次:
【I 少女】
小妖精アリス
シンデレラの靴
少女論
アリスの肖像画家たち
遊戯の規則
【II 人形】
人形幻想
人形貴種流離
器具としての肉体
ある人形破壊者の白日夢
人形の解剖学者
【III 幻燈】
魔術時代の終焉
影法師の誘惑
幻想の時計師
暗箱の花咲ける洞窟
【IV 玻璃】
タロットの秘密
現代の妖怪
和洋怪談比較考
面白い小説のからくり
つげ義春の退行的ユートピア
一枚の銅版画から
【V 幼年】
長広舌讚
十二階の崩れた日から
文学以前の世界
【VI 睡眠】
求む装飾用隠者
睡眠者の全知
赤い靴
水中影変幻(あとがきにかえて)
初出紙誌一覧
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2024-03-01T13:01:29+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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増補 ナンセンス詩人の肖像 種村季弘 筑摩叢書248
1977年 四六判 ソフトカバー P311 カバー端僅イタミ、僅汚れ、背少ヤケ、上端少イタミ 天・小口からページ端にかけてヤケ、少汚れ 巻頭数ページ少イタミ P27〜30円形シミ汚れ
1969年に竹内書店から刊行された『ナンセンス詩人の肖像』の増補版。
ルイス・キ...
1977年 四六判 ソフトカバー P311 カバー端僅イタミ、僅汚れ、背少ヤケ、上端少イタミ 天・小口からページ端にかけてヤケ、少汚れ 巻頭数ページ少イタミ P27〜30円形シミ汚れ
1969年に竹内書店から刊行された『ナンセンス詩人の肖像』の増補版。
ルイス・キャロル、童謡や俗謡、シュルレアリスム、古代ギリシャの哲学者たち、中世叙事詩、東西問わずみられる図形的な詩句、近現代の実験的な詩など、広範なナンセンス詩の系譜を縦横に論じる。
目次:
1 鏡の中の言葉
2 詭弁・謎・アディナタ
3 迷宮言語と言語遊戲
補遺 アブラカダブラについて
4 グロッソラリー・狂人詩・共感覚
5 鼻をにくむ男 エドワード・リアの場合
6 ポエジア・アルファベティカ あるいは失語症の鸚鵡について
補遺 呪文について
7 奇妙な動物誌
8 どもりの少女誘拐者 ルイス・キャロルの場合
9 キャロル再訪 遊戯の規則
10 人間のなかの子供のために Ch・モルゲンシュテルンの場合
11 文法の戦争
12 冗談、諷刺、反語、ならびにより深い意味 CC・D・グラッベの場合
13 賽を投げる男 ハンス・アルプの場合
14 数と時間構造
15 言葉の瞞し絵 パロディについて
* ナンセンス詩アンソロジー
あとがき
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2024-03-01T13:01:28+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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ザッヘル=マゾッホの世界 種村季弘 桃源社
昭和53年初版 A5判 P283+文献P5 函背ヤケ、角少スレ 本体表紙端僅スレ
“マゾッホと妻ワンダの生活と十九世紀末の風俗を述べつつ、構造主義哲学の方面からの洞察や日本の文学者にあたえた多大な影響など、現在集められる最高の資料を駆使して描く巨人の実像。本...
昭和53年初版 A5判 P283+文献P5 函背ヤケ、角少スレ 本体表紙端僅スレ
“マゾッホと妻ワンダの生活と十九世紀末の風俗を述べつつ、構造主義哲学の方面からの洞察や日本の文学者にあたえた多大な影響など、現在集められる最高の資料を駆使して描く巨人の実像。本邦初の本格的なマゾッホ伝!”(宣伝文)
目次:
幼年 ハンドシャ体験 一章
少年 ゼノビア体験 二章
学生 女王と女優 三章
幻滅 アンナ・コトヴィッツ体験 四章
待機 ファニー・ピストール体験 五章
女の世界 マイヤーリンクの悲劇 六章
醜の美学 ローゼンクランツ体験 七章
仮装舞踏会 エミリー=アリス体験 八章—
契約 ワンダ体験 九章
貴婦人修行 ザッヘル=マゾッホ体験 十章
空想の王子 ルートウィヒ二世体験 十二章
愛の奴隷 侍女フィリス体験 十二章
最後のギリシャ人 アルマン体験 十三章
晩年 フルダ・マイスター体験 十四章
終章 死後=クラフト=エビング体験
あとがき
マゾッホ文献について
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2024-03-01T13:01:28+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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BGM ブックガイド・マガジン 創刊号 特集:澁澤龍彦をめぐるブック・コスモス/ほか 幻想文学出版局
1990年 A5判 P128 表紙少ヤケ、少汚れ、薄く折れ跡 ページ少ヤケ
雑誌『季刊 幻想文学』のコーナー「幻想ブックレビュー」を独立させるかたちで創刊された書評誌の第1号。
全128ページのうち特集36ページ。
目次:
【特集 澁澤龍彦をめぐるブック・コ...
1990年 A5判 P128 表紙少ヤケ、少汚れ、薄く折れ跡 ページ少ヤケ
雑誌『季刊 幻想文学』のコーナー「幻想ブックレビュー」を独立させるかたちで創刊された書評誌の第1号。
全128ページのうち特集36ページ。
目次:
【特集 澁澤龍彦をめぐるブック・コスモス】
インタビュー&ブックガイド
『裸婦の中の裸婦』『澁澤龍彦考』『澁澤龍彦文学館』(巌谷國士)
庭園としてのアンソロジー(種村季弘)
箱にして箱にあらざる文学館(淡谷淳一)
ブックレビュー
既視との遭遇(伊藤敬)
澁澤龍彦の陰のもとに(森村進)
モノセクシュアルな精神(加藤幹也)
スピノザ・コンプレックスについて(伊藤敬)
『澁澤龍彦考』書評集成(石堂藍)
澁澤龍彦を読むためのKEY BOOKS
題材と変容(富士川義之)
素朴と情念(矢川澄子)
“幻想美術論”をめぐる本(薮下明博)
BGM 座談会 澁澤龍彦を読むための KEY BOOKS を探せ!
* *
新刊バトルロイヤル(秋山義典、石堂藍、風間健司、倉阪鬼一郎、小池壮彦、小林孝夫、篠田真由美、高山敦子、高山海彦、高山直之、田中浩一、長霊べしみ、長山講生、信澤淳、真淵威志、南敬二、桃園遊、森公達、森村進、藪下明博、渡電)
【ブック・インタビュー】
荘子とミステリー ―『夕潮』『荘子の知恵』をめぐって(日影丈吉)
ロックと小林秀雄から ―『月に憑かれて』(島弘之)
地球は宇宙の異界である(鎌田東二)
『ティンガ・ティンガ』 アフリカン・ポップアートの世界(白石顕二)
集英社版世界文学全集に注目する
{世界文学の〈快楽〉を追求するために 集英社ギャラリー〈世界の文学〉(取材・構成:松浦和泉)/〈世界の文学〉をふりかえってみると……(沢田真吉)
【今月のゲスト】
散歩する本の話(紀田順一郎)
さまよへる悪霊、或は屈託多き女(須永朝彦)
「私」をめぐる探索行(谷川渥)
タルホ問答(高橋康雄)
【連載コラム】
画家逍遙(高山直之)
絵本の世界(石堂藍)
画集悦覧(本多裕子)
サイキック・ミュージック最前線(田中浩一)
シアター無帖(虚青裕)
CINEMA★SHINDO(新藤純子)
綺想のライブラリー(長山端生)
世紀末校正暗黒日記(倉阪鬼一郎)
ブック・ライフ・クリニック(浅羽通明)
環境の本 14+1(石堂藍)
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2024-03-01T13:01:27+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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https://hanmyouken.net/?pid=179738122
ひとさらい ジュール・シュペルヴィエル 訳:澁澤龍彦 薔薇十字社
1972年2版 A5判 P218 函ヤケ、時代シミ多、端イタミ 本体表紙端少シミ汚れ、僅虫喰い 両見返しに複数の剥がし跡 天・小口少汚れ 両遊び紙ヤケ 口絵・扉ページ少時代シミ
装幀:堀内誠一(表紙や一、二部の扉ページなどに使用されたイラストはハンス・...
1972年2版 A5判 P218 函ヤケ、時代シミ多、端イタミ 本体表紙端少シミ汚れ、僅虫喰い 両見返しに複数の剥がし跡 天・小口少汚れ 両遊び紙ヤケ 口絵・扉ページ少時代シミ
装幀:堀内誠一(表紙や一、二部の扉ページなどに使用されたイラストはハンス・アルプ)
ジュール・シュペルヴィエルの小説を澁澤龍彦が翻訳。
あとがきに「この翻訳はおそらく、昭和三十年ごろに仕上げたものと思われる。」とあり、澁澤龍彦の若き日の文体を伺うことのできる一冊。
⇒[大和書房版(1979年)を見る]
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2024-03-01T13:01:27+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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https://hanmyouken.net/?pid=179738121
ボマルツォの怪物 A・P・ド・マンディアルグ 訳:澁澤龍彦 大和書房
1979年2刷 A5判 P169 函背から端にかけてヤケ、少汚れ 本体背少ヤケ 天・小口からページ端にかけて少汚れ
マンディアルグの評論・エッセイ5篇と、小説「イギリス人」の、あわせて6篇を翻訳。
目次:
ボマルツォの怪物
黒いエロス
ジュリエット
異物...
1979年2刷 A5判 P169 函背から端にかけてヤケ、少汚れ 本体背少ヤケ 天・小口からページ端にかけて少汚れ
マンディアルグの評論・エッセイ5篇と、小説「イギリス人」の、あわせて6篇を翻訳。
目次:
ボマルツォの怪物
黒いエロス
ジュリエット
異物
海の百合
イギリス人
あとがき
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2024-03-01T13:01:27+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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https://hanmyouken.net/?pid=179551417
妖人奇人館 澁澤龍彦 桃源社
昭和46年 A5判 P196 函ヤケ、汚れ、少イタミ、函口少拡張 本体天地小口ヤケ、少汚れ ページ各所に時代シミ 裏遊び紙剥がし跡
目次:
地獄の火クラブの主宰者
女装した外交官
殺し屋ダンディ
ラスプーチンとその娘
切り裂きジャックの正体
ノストラダ...
昭和46年 A5判 P196 函ヤケ、汚れ、少イタミ、函口少拡張 本体天地小口ヤケ、少汚れ ページ各所に時代シミ 裏遊び紙剥がし跡
目次:
地獄の火クラブの主宰者
女装した外交官
殺し屋ダンディ
ラスプーチンとその娘
切り裂きジャックの正体
ノストラダムスの予言
錬金術師カリオストロ
哲学者と魔女
放浪の医者パラケルスス
不死の人サン・ジェルマン伯
人肉嗜食魔たち
古代石器殺人事件
倒錯の性
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2024-02-18T12:14:04+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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https://hanmyouken.net/?pid=179551416
サド復活 澁澤龍彦 日本文芸社
1989年 A5判 P300 帯端少破れ 函背僅ヤケ 表紙僅イタミ 天少汚れ 扉ページ色移り 付録小冊子付
1959年初版、70年新装版が刊行されたものを、さらに復刊。
“マルキ・ド・サドの思想を縦横に紹介しつつ、テロル、暴力、自由、美、ユートピアなどについて...
1989年 A5判 P300 帯端少破れ 函背僅ヤケ 表紙僅イタミ 天少汚れ 扉ページ色移り 付録小冊子付
1959年初版、70年新装版が刊行されたものを、さらに復刊。
“マルキ・ド・サドの思想を縦横に紹介しつつ、テロル、暴力、自由、美、ユートピアなどについて独自の考察を開示し、自らの文学的位相を確然と宣言した記念碑的なエッセイ八篇。サド的明晰性につらぬかれた過激な想念がいま再び思想の〈現在性〉を問う。”(帯文)
目次:
【I】
暗黒のユーモア あるいは文学的テロル
暴力と表現 あるいは自由の塔
権力意志と悪 あるいは倫理の夜
薔薇の帝国 あるいはユートピア
母性憎悪 あるいは思想の獄
【II】
サド復活 デッサン・ビオグラフィック
文明否定から新しき神話へ 詩とフロイディズム
非合理の表現 映画と悪
初版あとがき
新装版あとがき
『サド復活』のころ(巖谷國士)
おぼえがき
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2024-02-18T12:14:04+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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https://hanmyouken.net/?pid=179551415
城と牢獄 澁澤龍彦 青土社
昭和55年 A5判 P229 ビニールカバー欠 帯背ヤケ カバースレ、イタミ 天地小口ヤケ、汚れ 栞紐切れ
“監禁の形而上学
真の自由とは、監禁と抑圧のなかにこそ発露するものなのだろうか。死と隣りあわせる陰欝な牢獄に、すすんで己れの身体を幽閉して、瞑...
昭和55年 A5判 P229 ビニールカバー欠 帯背ヤケ カバースレ、イタミ 天地小口ヤケ、汚れ 栞紐切れ
“監禁の形而上学
真の自由とは、監禁と抑圧のなかにこそ発露するものなのだろうか。死と隣りあわせる陰欝な牢獄に、すすんで己れの身体を幽閉して、瞑想をほしいままにし、狭い独房を己れの王国に変容せしめたサド侯爵の逆説。”(帯文)
目次:
【I】
城と牢獄
サドの論理
サド侯爵とジャンヌ・テスタル事件
サドとマゾッホ 種村季弘『ザッヘル=マゾッホの世界』を読む
精子派としてのサド
フランス版『サド侯爵夫人』について
惑星の運行のように ルノー/バロー劇団『サド侯爵夫人』を見て
ラコスト訪問記
ラウラの幻影
【II】
ポルノグラフィーをめぐる断章
近親相姦、鏡のなかの千年王国
エレアのゼノンあるいはボルヘスの原理
『イタリア紀行』について
アリアドネの日記
ヴァルーナの鎖
一冊の本 コクトー『大勝びらき』
バイロスについて
ヴィスコンティ『家族の肖像』について
【III】
金魚鉢のなかの金魚 埴谷雄高について
稲垣足穂さんを悼む
美しい笑顔 瀧口修造さんを悼む
呉茂一さんの翻訳について
堀口大學氏の翻訳
思想の良導体 齋藤磯雄氏の翻訳について
超低空を飛ぶひと 川崎長太郎
不真目人間の栄光と悲惨 種村季弘『詐欺師の楽園』
観念の動物園 『唐版犬狼都市』のために
加山又造あるいは豪奢な禁欲主義
宝石のようなイメージ 野中ユリのこと
銅版画のマニエリスト 山本六三
潜在意識の虎 『動物の謝肉祭』序
あとがき
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2024-02-18T12:14:04+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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https://hanmyouken.net/?pid=179551414
都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト 澁澤龍彦 立風書房
1990年 A5判 P240 カバー背少ヤケ、端少イタミ 天・小口少汚れ
澁澤龍彦の没後に刊行された、最後のエッセイ集。雑誌などに寄稿した文章を再録する。
目次:
【I】
都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト
穴ノアル肉体ノコト
随筆家失格
私の著作展
校正につ...
1990年 A5判 P240 カバー背少ヤケ、端少イタミ 天・小口少汚れ
澁澤龍彦の没後に刊行された、最後のエッセイ集。雑誌などに寄稿した文章を再録する。
目次:
【I】
都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト
穴ノアル肉体ノコト
随筆家失格
私の著作展
校正について
ポンカリ
少女と奇蹟
ホモセクシュアルについて
妄譚
ホラーの夏 お化けの夏
人形師と飲む酒
私のハーゲンベック体験 ―「国立ドイツ動物大サーカス」日本公演パンフレット
『装幀=菊地信義』
来迎会を見る
水と火の行法 ―『東大寺お水取り』
アンケート
{海外ミステリー愛読書ベスト100/海外ミステリー映画ベスト1/フランスを知るためのブックガイド・文学/澁澤龍彦が選ぶ私の大好きな10篇/死刑問題アンケート}
初音がつづる鎌倉の四季
鰻町アングイラーラ
【II】
『夜叉ヶ池・天守物語』解説
『我身にたどる姫君』雑感
『幻想のラビリンス』序
物の世界にあそぶ
ストイックな審美家 ―富士川義之『幻想の風景庭園』栞
植島啓司『分裂病者のダンスパーティ』序
『エトルリアの壺』その他
待望の詩誌
珍説愚説辞典
消えたニールス・クリム
もっと幾何学的精神を ―第一回幻想文学新人賞選評
ふたたび幾何学的精神を ―第二回幻想文学新人賞選評
ポルノグラフィー
中野美代子『中国の妖径』 書評
ドミニク・フェルナンデス『シニョール・ジョヴァンニ』他書評
贖罪としてのマゾヒズム
河村錠一郎『コルヴォー男爵 ―知られざる世紀末』 書評
遠近法の小説『ヘンリー・ジェイムズ作品集』推薦文
クロソウスキー『バフォメット』推薦文
マリオ・プラーツ『肉体と死と悪魔』推薦文
生きた知識の宝庫 ―「廣文庫」推薦文
【III】
江戸の動物画
加納光於 痙攣的な美
金子國義画集『エロスの劇場』推薦文
十八世紀 毒の御三家 スウィフト サド ゴヤ
ルドン「ペガサス」
序 モリニエ頌 ―『ピエール・モリニエ』
加山さんの版画 ―『加山又造全版画集』推薦文
島谷晃画『おきなぐさ』推薦文
オブジェとしての裸体について ―川田喜久治オリジナルプリント『Nude』
小川熙『地中海美術の旅』推薦文
細江英公『ガウディの宇宙』書評
ロマン劇の魅力 ―「ルクレツィア・ボルジア」公演パンフレット
「小間使の日記」映画評
吸血鬼、愛の伝染病 ―映画「ノスフェラトゥ」パンフレット
百五十年の歴史をたどる ―『写真の見方』を読んで
写真家ベルメール ―序にかえて
【IV】
標本箱に密封された精神
石笛と亀甲について
リゾームについて ―十九世紀パリ食物誌
星の思い出
鉱物愛と滅亡愛
獏の枕について
夢のコレクション
遊戲性への惑溺
【V】
変化する町
神田須田町の付近
変幻する東京
駒込駅、土手に咲くツッジの花
鎌倉のこと
【VI】
中井さんのこと
東勝寺橋
さようなら、土方巽
玉虫の露はらい
回想の足穂
今さんの思い出
矢牧一宏とのサイケデリックな交渉 ―『矢牧一宏遺稿・追悼集』
たのしい知識の秘密 ―林達夫追悼
お目にかかっていればよかったの記 ―齋藤磯雄追悼
私のバルチュス詣で
ジャン・ジュネ追悼
ボルヘス追悼
あとがき(澁澤龍子)
初出一覧
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2024-02-18T12:14:03+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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澁澤龍彦 ―回想と批評 幻想文学出版局
1990年 A5判 P334 カバー少汚れ、背少ヤケ 天汚れ、時代シミ 小口少汚れ
澁澤龍彦とその著述について、多くの文学者・研究者がさまざまな媒体で綴った文章を収録した論集。
1988年に澁澤の追悼企画として『別冊幻想文学 澁澤龍彦スペシャル』I、IIが刊行され...
1990年 A5判 P334 カバー少汚れ、背少ヤケ 天汚れ、時代シミ 小口少汚れ
澁澤龍彦とその著述について、多くの文学者・研究者がさまざまな媒体で綴った文章を収録した論集。
1988年に澁澤の追悼企画として『別冊幻想文学 澁澤龍彦スペシャル』I、IIが刊行された際、紙幅の都合で割愛せざるを得なかったものを拾遺し補う一冊。
(ただし澁澤没後に発表された追悼文・作家論の類と、澁澤著作に付された解説・回想の文章などは対象から除外されている。)
目次:
【I】
澁澤龍彦氏のこと(三島由紀夫)
澁澤龍彦(埴谷雄高)
花の魔術師(石川淳)
読書界を裏返した男(稲垣足穂)
古地図を辿って……(瀧口修造)
澁澤君の印象(大岡昇平)
美少年と珊瑚(倉橋由美子)
繭ごもる嬰児(中井英夫)
『東西庭園譚』その他(日影丈吉)
澁澤文学私観(筒井康隆)
【II】
憂い顔の革命家、澁澤龍彦(抄)(杉田總)
兇器のダンディズム(磯田光一)
メートル原器のある庭園(種村季弘)
自然児澁澤龍彦(松田修)
望遠鏡をもっ た作家たち(巖谷國士)
所有の王国のスタイリスト(富士川義之)
澁澤龍彦と死の博物誌(吉田城)
趣味の小宇宙(川本三郎)
【III】
閑話放題(出口裕弘)
“サド侯爵主義”の人(岩田宏)
昔のことども(吉行淳之介)
旅のお仲間(堀内誠一)
「青春の日々」のこと(野中ユリ)
結晶好きな赤子の顔(土方巽)
後方見聞録 ―澁澤龍彦の巻(加藤郁乎)
澁澤龍彦とのこと(池田満寿夫)
澁澤龍彦家の暴風雨の一夜(高橋睦郎)
エロスの百花狼藉(唐十郎)
鎌倉の一寸法師(四谷シモン)
北鎌倉のユートピア(金井美恵子)
【IV】
『サド復活』(遠藤周作)
『黒魔術の手帖』(木々高太郎)
昆虫少年の情熱(吉本隆明)
現代偏奇館(三島由紀夫)
『神聖受胎』『犬狼都市』(埴谷雄高)
デカダンスの聖書(三島由紀夫)
『毒薬の手帖』(埴谷雄高)
『世界悪女物語』(中田耕治)
『夢の宇宙誌』(栗田勇)
『夢の宇宙誌』(埴谷雄高)
恐しいほど明晰な伝記(三島由紀夫)
『サド侯爵の生涯』(遠藤周作)
『異端の肖像』(出口裕弘)
『幻想の画廊から』(大岡信)
ダイアローグする狂気(松田政男)
『澁澤龍彦集成』(松山俊太郎)
『黄金時代』(石川淳)
『黄金時代』(巖谷國士)
『偏愛的作家論』(加藤郁乎)
『悪魔のいる文学史』(種村季弘)
『ヨーロッパの乳房』(田中美代子)
『ユートピアとしての時計』(丸谷才一)
事物の変容(富士川義之)
『旅のモザイク』(高橋睦郎)
amor figurae(川村二郎)
『洞窟の偶像』『東西不思議物語』(寺山修司)
『記憶の遠近法』(多田智満子)
陽物神のアナーキー(種村季弘)
ナマケモノ(池内紀)
『太陽王と月の王』(河村錠一郎)
「寓意」と「転生」としての翻訳(山野浩一)
『唐草物語』(北嶋廣敏)
じめじめした日常を超越した書斎人のまなざし(大室幹雄)
『ねむり姫』『マルジナリア』(四方田犬彦)
余白の思考(岡庭昇)
『澁澤龍彦コレクション』を読む(池内紀)
『うつろ舟』(川村湊)
『私のプリニウス』(高山宏)
『フローラ逍遙』(野口武彦)
『高丘親王航海記』(奥野健男)
明澄な死の旅行記(平出隆)
『高丘親王航海記』(巌谷國士)
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2024-02-18T12:14:03+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―
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https://hanmyouken.net/?pid=179543842
太陽王と月の王 澁澤龍彦 大和書房
1980年初版 A5判 P206 ビニールカバー破れ、折れ、下端欠損 帯付 紙カバー端ヤケ、少イタミ 天地小口ヤケ、汚れ
⇒[新装版の情報を見る]
“精神の遊戯と物への好奇に満ちたすばらしき小宇宙のパースペクティブ”(帯文)
目次:
【I】
玩具のための...
1980年初版 A5判 P206 ビニールカバー破れ、折れ、下端欠損 帯付 紙カバー端ヤケ、少イタミ 天地小口ヤケ、汚れ
⇒[新装版の情報を見る]
“精神の遊戯と物への好奇に満ちたすばらしき小宇宙のパースペクティブ”(帯文)
目次:
【I】
玩具のための玩具 私の玩具論
知られざる発明家たち
人形雑感
太陽王と月の王
宇宙論について
植物界のイカロス
ホログラフィ頌
北斎漫画について
お化け屋敷の光源氏
化け物好きの弁
魚の真似をする人類
パイプ礼讃
説話好きの弁
パリの昆虫館
神話と絵画
【II】
嘘の真実 私の文章修業
冷房とエレベーター
古本屋の話
パイプの話
機関車と青空
空前絶後のこわい映画
読書日録
望遠鏡をさかさまに 『記憶の遠近法』について
今月の日本
{宗連の犬/専業について/流行について/ディジタル反対/すべからく/元号について/ワイセツについて/ムクロジの実/神話の復活のために/鎌倉今昔/虎よ、虎よ/手紙を燃やす}
架空対談*サド
あとがき
初出一覧
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2024-02-17T14:23:44+09:00
古本 斑猫軒(はんみょうけん)―綺想・怪奇・幻想の文学・芸術・人文書から絵本・趣味の本まで―