1999年初版　Ａ５判　P562　カバーおよび表紙縛り跡　カバー端少イタミ　小口少汚れ

古代エジプトの壁画やローマの演劇、中世の動物の寓話、建築装飾、諷刺詩、版画芸術、名誉革命以降のイギリスに起こった政治諷刺など・・・広義の芸術および文学にみられる諧謔、グロテスク、諷刺的な表現の歴史を、社会的背景との関係の中で辿る。

目次：
まえがき
第１章　諷刺の起源／第２章　ローマ時代／第３章　古代から中世へ／第４章　悪魔の登場／第５章　動物と寓意／第６章　動物とパロディー／第７章　吟遊詩人／第８章　民衆の生活／第９章　彫刻と素描／第１０章　中世の諷刺文学／第１１章　メネストレルと楽器／第１２章　道化と愚者／第１３章　死者と愚者／第１４章　オイレンシュピーゲルとその周辺／第１５章　宗教改革の時代／第１６章　聖史劇から教訓劇へ／第１７章　聖アントニウスと悪魔／第１８章　ジャック・カロ／第１９章　コマニスムと諷刺／第２０章　カリカチュアの誕生／第２１章　ピューリタン革命とカリカチュア／第２２章　イギリスの諷刺文学／第２３章　諷刺版画／第２４章　ハノヴァー朝時代の政治風刺／第２５章　ウイリアム・ホーガース／第２６章　ジョージ三世時代の版画／第２７章　王様とアップルパイ／第２８章　ローランドソンとクルークシャンク
訳者あとがき
人名索引