1974年2刷　四六判　P293　函少汚れ端僅イタミ

目次：
I
悪について
殺青
エデンの西　―われわれにとって父とは何か
心やすかれ　―古典詩歌におけるユーモア

II
刑餘の薔薇　―三島由紀夫断章
絵巻物断想　―三島由紀夫断章
アルカディアの魔王　―寺山修司の世界
海の篝火　―前川佐美雄歌集『方響』に寄す
陶酔の韻　―珊瑚集覚書
魂の味　―久生十蘭追想
なきがはかなき　―吉本隆明『源実朝』
形而花学　―『形而情学』への返歌
緑陰餘殃　―水野栄二論
死者コクトー抄　―チャン・ マレーの伴奏による
皇帝就眠儀式　―僕のチャンドラー
空しさへの賭　―推理小説出門
衒想焚くべし　―君のブラッドベリ
メビュースの壺　―空想科学小説以前
寝棺媚笑　―私のマンディアルグ

III
バベルの塔　’72
韻文の黄昏
青山に日が隠らば　―古事記事始
驥尾について
昇地獄篇　―王朝美学に関する一考察
幻の歌曲
ぴっぱ・ぱっせす　―または詩歌における青春
反世界考

IV
詞華花合
いま神無月
六白慧星

跋＝いざこととはむ
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