
昭和56年 B6判 ソフトカバー P268 カバースレ、少ヤケ 小口および巻頭数ページ時代シミ 扉ページ蔵書印
“テレパシー、念力、透視など、人間の超常的能力の中で、念写現象は実証性のうえで、最も興味あるテーマとして、世界的に知られている。“人間の精神が直接写真に感光する”ということは、厳正な立ち合いによる実験においては乾板上の精神映像が何にもまさる証拠として残るからである。
本書は、世界の超常現象研究界で、念写を初めて学問的に位置付けた福来博士、ひいては日本の超常現象研究の苦闘の歴史を如実に物語る、識者専門家に必携の資料である。”(カバー紹介文)
目次:
はしがき
第一章 意識は大脳で生れる
{1 大脳が灰になれば心は無くなる筈/されど幽霊現象は続いている/3 この矛盾は念論で解決される/念論の応用で病癖がどんどん治る}
第二章 千百年前の霊による念写か「弘法大師の御霊影」
第三章 世界に輝く福来博士と誇るべき受難
第四章 福来学説の現代化の必要性
第五章 福来学説の発展としての六次元原理
第六章 福来博士を生んだ背景
第七章 福来友吉博士の幼少時代
{1 幽霊退治した福来少年/2 たった一人の中学卒業生 松本友吉/3 福来少年の立志と親友の証言}
第八章 飛騨における福来博士の青壮時代
{1 大成まで女を近づけぬ福来青年/2 悲恋に泣く美女/3 念写能力者高橋貞子の面白い裏話/4 飛騨に於ける福来博士}
第九章 福来博士の東京帝大時代
{1 世界に誇る変態心理学創始の動機/2 心霊学研究の動機/3 催眠心理学の大成/4 変態心理学者としての活躍/天下を震験した透視実験 ・A 催眠心理より透視へ ・B 透視能力者千鶴子の自殺 ・C 念写発見を葬らんと暗躍する物理学者/6 ノーベル賞的大発見!!念写 ・A 念写能力者長尾郁子の日常生活 ・B 念写
発見の動機/7 理学士藤教篤等の奸計/8 言論機関の悪用と念写撲滅作戦/9 念写実験妨害の変怪事件/10 念写を感情的に否定する物理学者の策動/11 東帝大理学部の仕打ちと能力者の悶死/12 念写発見の乗っ取り野望家の暗躍/13 念写再実験の機運迫る/14 福来博士の悲壮な決意/15 高橋貞子の念写実験の顛末/16 高橋貞子の念写第二回実験見事成功/17 高橋貞子第三回の念写学術実験大成功/18 決然! 福来博士堂々逆襲す/19 福来博士の逆襲の反響/20 救い難い当時の物理学者の頭/21 透視、念写問題と当時の世論/22 東京帝大物理学者の卑劣な態度 ・I 中村清二博士と弟子達の苦境 ・II 東大総長山川健次郎博士の狡猾 ・III 能力者二人の死をどう見るか ・A 千鶴子の自殺は学者に責任あり ・B 長尾夫人の悶死の責任は誰がもつか・23 暗黒なる学界!! 福来博士の追放/24 心理学者小熊虎之助氏の念写否定/25 高野山に入り仏道修業}
第十章 宣真女学校長時代の福来博士
{1 世は福来博士を抹殺せんとす!!/2 宣真女学校初代校長に迎えらる/3 名校長としての福来博士 ・�機‥霽覆鯣�見して優しく指導 ・II 無邪気、天衣無縫の福来博士 ・III 和気藹々の校風と福来先生 ・IV 福来博士を慕ってストライキ ・A ストライキの生証人 ・B 世界に珍しいとアメリカ新聞にのる ・C 福来校長退職問題の真相 ・V 新北摂史話にあらわれた福来博士}
第十一章 高野山大学教授時代の福来博士
{1 高野山大学に残る履歴書/2 高野山大学に於ける名講義/3 密教を貫く真理を説かれた福来博士/4 世界心霊学大会に出席の福来博士/三田光一氏の念写}
第十二章 仙台に於ける後継者づくり
{1 仙台の学者達の反応 /2 福来友吉先生の晩年の学説 ・観念生物論 ・観念実在論 ・念写説 ・時間空間論 ・生命主義/3 福来友吉先生を悼む}
第十三章 福米博士と飛騨に於ける弟子
{1 飛騨人の念写への関心/2 無念無想と無我一念の相異悟る/3 郷土に呼びかけて神通力の実験/4 神秘の解明を哲学する/5 福来博士の残された仕事/6 福来心理学より夢の分析/7 飛騨に於ける透視と念写の実験/8 福来博士との面会の機を逸す/9 福来博士をインチキ博士と呼ぶ郷土}
第十四章 福来博士記念館建設の顛末
{1 飛騨に相つぐ放火事件/2 記念館創立発起と福来家の心霊現象/3 高山市長への嘆願と決裂/4 城山照蓮寺との交渉/5 工事中止命令と進路四面遮断/6 記念館建設に起った神秘現象/7 掛軸にまつわる重大事件起る/8 仙台の学者の毅然たる態度/9 福来夫人に頼まれた重大事/10 開館式の悲劇と親友との決裂}
第十五章 福来博士記念館完成後
{1 エロディア先生のメッセージ/2 福来心理学研究所創立/3 月裏面の念写とソ連のロケット月裏面写真/4 四次元より六次元への必然性/5 福来博士の碑は時代の尖端に輝く}