1977年　四六判　P245　帯少スレ、内側時代シミ　筒函時代シミ（地時代シミ多）、少イタミ　本体元パラ少ヤケ、少イタミ　小口時代シミ　ページ角折れ跡　写真ページおよびその前後ページ時代シミ多

“グアテマラの巨人アストゥリアスによる魔術的レアリスム”（帯文）

“《この書物は私に熱帯の悪夢を喚起し、私はそれを、一種異様な恍惚のうちに体験しました。私は信じられないような植物の液や、鳥を捕まえては嚥下してしまうという花の煎じたものを飲んだような思いがしました》（ヴァレリー／序文）。
パリにおいて、シュルレアリスム運動の影響下に、マヤの神話、インディオの伝説への深い共感と愛情をこめて書きあげられた、グアテマラのノーベル賞作家アストゥリアスの処女作。”（帯裏紹介文）

目次：
フランシス・ド・ミオマンドル宛のポール・ヴァレリーの手紙

グアテマラ
「金の皮膚」の回想

【伝説集】
「火山」の伝説
「長角獣」の伝説
「刺青女」の伝説
「大帽子の男」の伝説
「花咲く地」の財宝の伝説
春嵐の妖術師たち
ククルカン　―羽毛に覆われた蛇

ラテン・アメリカ文学における《グアテマラ伝説集》（牛島信明）