1993年　ページ部分22.4×29.7　P210　帯端ヤケ大、背上端少イタミ　本体表紙背ヤケ　小口少時代シミ

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“澁澤龍彦が好んだ30人の画家たちのギャラリー”（帯文）

澁澤龍彦の好んだ画家30人を選び、それぞれについて生前発表した美術評論・エッセイを再録、そこで採りあげられる画家の作品をカラー図版で掲載する。

目次：
編者による序

シモーネ・マルティーニ　Simone Martini　シモーネ・マルティーニ　グイドリッチオ騎馬像
パオロ・ウッチェロ　Paolo Uccello　鳥と少女
カルロ・クリヴェッリ　Carlo Crivelli　カルロ・クリヴェッリ　豪華な金のきらめき
ピエロ・ディ・コシモ Piero de Casimo　ピエロ・ディ・コシモ　シモネッタ・ヴェスプッチの肖像
ヴィットーレ・カルパッチオ　Pittore Camaccio　ヴィットーレ・カルパッチオ　二人の娼婦
ルーカス・クラナッハ　アーニョロ・ブロンツィーノ　Lucas Cranach　Agnolo Bronzino　造形美術とエロティシズム
ハンス・バルドゥンク・グリーン　Hans Baldung Grien ハンス・バルドゥンク・グリーン　三美神
ハンス・ホルバイン　パルミジャニーノ　Hans Holbein　Palmigianino　だまし絵・ひずみ絵　ホルバインその他
ジュゼッペ・アルチンボルド　Giuseppe Archinboldo　メタモルフォシス　アルチンボルドを中心に
セバスティアン・ストッスコップフ　Sebastien Stoskopff　セバステアン・ストッスコップフ　五感あるいは夏
モンス・デシパブリオ　Monsu Desiderio　崩壊の画家モンス・デシデリオ
ファン・デ・バルデス・レアール　Juan de Valdes Lear　スペインの絵について
ジャン・アントワヌ・ワットー　Jean Antoine Watteau　ロココの女　ワットー　パリスの審判
曾我蕭白　伊藤若冲　Soga Shohaku Ito Jakuchu　蕭白推賞
酒井抱一　Sakai Hoitzu　マニエリスト抱一　空前の植物画家
フランシスコ・デ・ゴヤ　Francisco de Goya　優雅なスペイン、優雅なゴヤ
アントワヌ・ヴィールツ　Antoine Wiertz　アントワヌ・ヴィールツ　美しきロジーヌ
ギュスターヴ・モロー　Gustave Moreau　ビザンティンの薄明あるいはギュスターヴ・モローの偏執
オディロン・ルドン　Odilon Redon　ルドンの黒
アルノルト・ベックリン　マックス・クリンガー　Arnold Boecklin　Max Klinger　北欧の詩と夢　ベックリンとクリンガー
ジョルジオ・デ・キリコ　Giorgio de Chirico　キリコ、反近代主義の亡霊
マックス・エルンスト　Max Ernst　マックス・エルンスト論
ポオル・デルヴォー　ハンス・ベルメエル　Paul Delvaux　Hans Bellmer　女の王国　デルヴォーとベルメエル
バルテュス　Balthus　バルテュス、危険な伝統主義者
マックス・ワルター・スワンベルク　Max Walter Svanberk　マックス・ワルター・スワンベルク、女に憑かれて

「澁澤龍彦空想美術館」案内　解説にかえて（巌谷國士）
初出／収録単行本／底本一覧