昭和40年 A5判 P262 函イタミ、少汚れ、底部少剥がれ 本体天地小口少ヤケ、少時代シミ 裏遊び紙日付書入 両見返し端セロテープ跡
目次:
序(有馬成甫/鳥羽正雄/福島慎太郎)
【日本の砲術】
日本の武芸における砲術の位置
鉄砲の伝来とその普及
実戦における鉄砲の威力と効果
武芸としての砲術の重要性
武将と砲術
砲術の流派と鉄砲の射ち方
火縄銃の射ち方
実戦的砲術論
鉄砲隊の訓練
鉄砲軽視論に対する反論
砲術史(銃砲史)の意義
【日本の銃豪】
天下に鳴る毛利伊勢守の砲術 ―仙台の殿様も頭を下げた「伊勢流」の実力―
{練習に費やした弾薬の量は…/世に「伊勢流」と唱えられて}
遠藤兄弟短筒夜討ちの功名 ―君命を受けて敵将の命を狙う―
{一尺二寸の短筒をふところに/(註)短筒の話}
市川平兵衛鉄砲の早業 ―秘蔵の鉄砲「村雲」でみごとに敵武者を狙撃―
{足の不自由な名将とその部下}
松野亀右衛門遠射ちの手練 ―味方の兵士も信じられなかった驚異の神技―
{銃身だけでも百発百中の腕前}
加藤清正、浅野幸長の鉄砲武功談 ―朝鮮の役で見せた日本軍の鉄砲の威力―
{清正の虎退治/蔚山城の鉄砲戦/守城と鉄砲/(註)「朝鮮の役」より見た鉄砲の威力}
大筒抱打ちの名人稲葉重政 ―演技会の見物人をうならせたみごとな腕前―
{バズーカ砲に似た抱えの大筒/稲葉重大招打ちの演技会を開く}
合伝流武学者徳田邕興 ―徹底的に火戦に主眼をおいた近代的戦法の軍学―
{合伝流武学/徳田邕興、天下の兵制を批判する/(註)九利・九害}
坂本俊現と九十匁二寸筒 ―親子二代の砲術家で、ともに幕府の師範役―
{砲技を台覧に供して見込まれる/坂本俊現の作った九十匁二寸筒}
上杉鷹山と米沢藩の鉄砲上覧騒動 ―ゆきすぎた面目争いと、鷹山の仲裁ぶり―
{鉄砲上覧のいわれ/寛永四年の鉄砲上�鄙�動 享保十一年の鉄砲上覧騒動/上杉鷹山/明和六年の鉄砲上覧騒動/鷹山の説得/和解へのきざし/御鉄砲上覧廃止への動き/再び和解の道へ/鷹山の砲術奨励/(註)馬廻組、五十騎組、与板組、侍頭、六人年寄、百挺鉄砲組、段母衣組}
片井京助と雷火銃 ―製銃史上に名高い鉄砲発明家―
{火縄銃二発に対して七発発射できる雷火銃/迅発撃銃について/片井京助自作火縄銃/傍装雷火銃}
吉村九助攘夷の鉄砲 ―異国船を撃退した鉄砲の名手―
{宝島とは/薩藩の異国方/異国船の侵寇/宝島沖に異国船現わる/異国人の上陸とその正体/異国船撃攘を決意/肉迫戦法と鉄砲/宝島に再び平和が…/異国人の鉄砲/結末}
大塩平八郎の乱における鉄砲戦 ―大塩平八郎の大筒と坂本鉉之助の鉄砲―
{天満の乱はこうして起こった/義軍の総大将大塩平八郎/幕軍の第一人者坂本鉉之助/義軍側の火器/幕軍側の火器/戦闘/幕軍の鉉之助いよいよ出動す/義軍ひるまず/火戦を批判する/幕軍の警備と動員/結末}
河井継之助とガットリング機関銃 ―日本最初の機関銃使用者―
{ペルリ来航の教訓/ガットリングを五千両で入手/日本最初の機関銃戦}
二本松少年隊長木村銃太郎 ―白虎隊にも比すべき二本松少年隊の悲壮な最後―
{小先生と慕われて/二本松藩の兵制/大壇口の戦闘}
あとがき