1990年　A５変型判（ページ部分13.0×21.0）　P302　帯スレ、背破れ、背ヤケ、角折れ跡、内側時代シミ　カバー僅スレ、端少イタミ、背折れ跡、内側時代シミ　天・小口少汚れ　目次ページ僅汚れ　月報付

海外文学（抄訳含む）を中心に、澁澤龍彦らが編者として選んだ作品をテーマ別に収録したアンソロジー全集（全12巻）の第10巻。

“機知と幻想味あふれる寓話の森　―とびきりの才気を愉しむ一冊”（帯文より）

目次：
カフカ
　万里の長城（訳：池内紀）
　掟の門（訳：池内紀）
　走り過ぎる者たち（訳：池内紀）
　父の気かがり（訳：池内紀）
　ジャッカルとアラビア人（訳：池内紀）
　こうのとり（訳：池内紀）
　貂（訳：池内紀）
　ある学会報告（訳：池内紀）
　流刑地にて（訳：池内紀）
　ちいさな女（訳：池内紀）
　断食芸人（訳：池内紀）

リヒテンベルク
　アフォリズム（訳：恒川隆男）

ボルヘス
　円環の廃墟（訳：篠田一士）
　バビロンのくじ（訳：篠田一士）
　バベルの図書館（訳：篠田一士）
　記憶の人・フネス（訳：篠田一士）
　死とコンパス（訳：篠田一士）
　結末（訳：篠田一士）
　死んだ男（訳：篠田一士）
　エンタ・ツンツ（訳：篠田一士）
　アステリオーンの家（訳：篠田一士）
　神の書跡（訳：篠田一士）
　アベルハカーン・エル・ボハリー、おのれの迷宮に死す（訳：篠田一士）
　待つ（訳：篠田一士）
　敷居の上の男（訳：篠田一士）
　マホメットの代役（訳：篠田一士）
　学問の厳密さについて（訳：篠田一士）

解説　―よく似た男（池内紀）

月報：迷宮の覇者（吉田城）／フクロウの肯定（松岡和子）