昭和55年　A５判　P476　表紙少汚れ　小口からページ端にかけて少ヤケ　P47上角僅折れ跡

目次：
【口絵】西東三鬼アルバム

【俳句】
第一句集　『旗』
「空港」抄
第二句集　『夜の桃』
第三句集　『今日』
第四句集　『変身』
『変身』以後
拾遺

【随筆・小説・評論】
飛ぶ話／冬の旅／飼ふ話／わが界隈／豆自叙伝／大阪の話／硯／「剃刀日記」の思い出／松山話／みかえりの塔／猫／小さい靴／失恋記／帰省／若い漁夫／福岡の朝と晩／秋の暮／あの頃のこと／隣人／蝶々さん／のぞき見／もず／弾き初め／女靴下の話／美女／二月／三月／どろぼう／母郷／まちがいの話／ある午後／手紙／辰之助の事／片鱗／俳友記・三谷昭／俳友記・秋元不死男／俳友記・平畑 静塔／俳友記・石田波郷／人間誓子／秀野さんのこと／波郷といふ男／贋作面会洒舌／微笑先生／勇気ある先生／あの頃のこと／魚を釣ってはいられない／大きな前歯／天香時代／怒られたこと／犬と猫／新俳話会のこと／ある吟行記／花火／生きものの話／屋上風景／ミス・ジェーン／鶏頭など／焼いて粉にして／餅／石川桂郎に関するメモ／家鴨の卵／颱風前後／八百匁／新興俳句の趣向について／新しい俳壇のために／酷烈なる精神

自句自解
西東三鬼俳論・俳話抄

【西東三鬼の人と作品】
三鬼の「俳意」（山本健吉）
西東三鬼・人と作品（山口誓子）
三鬼と海（平畑静塔）
慄然俳句のこと（右城暮石）
三鬼讚鈔（水田耕衣）
鯲と裸馬（佐藤鬼房）
軽い羽毛は重い石（飯島耕一）
一段高 し（高柳重信）
三鬼の人柄（沢木欣一）
三鬼素描（加倉井秋を）
三鬼の出発（湊楊一郎）
西東三鬼の助走時代（幡谷東吾）
晩年の三鬼（大高弘達）
遠い日々（西東きく枝）

西東三鬼著書解題（三橋敏雄）
西東三鬼文献解題（三橋敏雄、坪内稔典）
西東三鬼年譜（編：鈴木六林男）