骸骨の黒穂 夢野久作 角川文庫

昭和55年 文庫判 P294 カバースレ、ヤケ、背小破穴、上角少キレ 小口からページ端にかけてヤケ 扉ページ端少シミ汚れ

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国内文学小説

幻想・綺想・怪奇・シュルレアリスム・前衛・・・国内幻想文学・芸術・評論

幻想・綺想・怪奇・シュルレアリスム・前衛・・・国内幻想文学・芸術・評論夢野久作

文庫、新書、選書




昭和55年 文庫判 P294 カバースレ、ヤケ、背小破穴、上角少キレ 小口からページ端にかけてヤケ 扉ページ端少シミ汚れ

“明治20年ごろ。煤煙におおわれた北九州の炭坑都市の街はずれに奇妙な道楽をもつ、一人暮らしの名物老爺、藤六が営む小さな居酒屋があった。道楽とは、乞食をやたら可愛いがり、忙しいときでもかならず何かを与えることだった。
 ―この老爺がポックリ死んでしまった。店からは、白紙に包んだ沢山の麦の黒穂の束と、古ぼけた茶褐色の頭蓋骨が発見され、人々を驚かせた。
 その後、この地方には異常なほど乞食が群れ集り、まもなく一人もいなくなってしまった。人々は乞食の赤潮と呼んで不気味がった。これが血の気もよだつ惨劇の幕明けだった…。
 アウトロウの人間群像を描いた表題作ほか6篇を収めた戦慄の世界。”(カバー袖紹介文)

目次:
骸骨の黒穂
山羊鬚編集長
笑う唖女
巡査辞職
人間レコード
芝居狂冒険
オンチ

解説(森秀人)
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