1991年7刷　四六判　P229　帯僅スレ、背から端にかけてヤケ、上端少イタミ　カバー少汚れ、背から端にかけてヤケ

“「妹の力」再考
生活習俗や信仰儀礼にみられる女性の力、「家」に関わる女性の役割を考察し、女性史研究を深める。”（帯文）

目次：
【Ｉ　女の霊力】
女性と民間信仰
　一　女の霊力
　二　女の講の諸相
　三　女の講と血穢
　四　富士講と女性
　五　「おふりかわり」と女性
近代日本の女と性
　一　おおらかな性と愛
　二　権妻そして戦争と女
　三　世相の中の女たち
祭りと女の霊力
境に住む遊女
　一　石枕と一つ家
　二　アソビメとウカレメ
　三　市・駅・神社
陰毛の呪力
性と農耕
　一　祭りと性
　二　男女二神の並祀
　三　富士信仰と性
男根崇拝をめぐって
　はじめに
　一　男根の霊威
　二　男根と女陰の対立
　三　勃起する男根
狸の金たま
　一　狸と金
　二　巨大な陰嚢

【ＩＩ　家の神】
家の神と祭り
　一　家の祭りの諸相
　二　家の神と留守神
　三　田の神とカマド神
　四　家の盛衰と家の神
家のフォークロア
　はじめに
　一　「女の家」・間どり
　二　ナンド・寝間
　三　ザシキ・神棚・仏檀
　四　便所・産小屋
柳田国男の『先祖の話』
祖霊信仰とニソの杜
「老人と子ども」そして女性
屋敷と妖怪・家の神

「妹の力」再考―あとがきにかえて
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