2001年　Ａ５判　P285　背僅ヤケ　表紙僅汚れ

目次：
【特集　日本民俗学の研究動向（1997〜1999）】
研究動向特集の編集にあたって（編集委員会）

〈総論〉
民俗学にとって民俗学とかどのような学問か（真野俊和）
〈自然〉
自然をめぐる民俗研究の三つの潮流（菅豊）
〈経済〉
生業Ｉ（農業・漁業・林業・狩猟・その他）　複合生業論を超えて（小島孝夫）
生業ＩＩ（商工業・その他）　生業を分類するということ（三田村佳子）
衣食住Ｉ（衣・食）　研究者同士の共通認識を求めて（小田嶋政子）
衣食住ＩＩ（住）　民家研究の動向（津山正幹）
民具・物質文化　民具研究の動向（須藤護）
〈社会〉
家族・親族　家族・親族研究の新たな展開と民俗学（政岡伸洋）
村落　村落研究と民俗学（関沢まゆみ）
都市　現代社会と都市の民俗（八木橋伸浩）
〈宗教〉
神社祭祀　神社祭祀研究と民俗学（新谷尚紀）
仏教民俗　仏教民俗研究の発展のために（田中久夫）
民間信仰　民俗宗教研究の新たな模索（谷口貢）
〈儀礼〉
人生儀礼　人生儀礼研究の現在（板橋春夫）
年中行事　年中行事研究の動向と展望（長沢利明）
〈口承〉
昔話・伝説　伝承の終焉に向かう昔話伝説研究（花部英雄）
世間話・語り手論　現代に直面する口承研究（川森博司）
〈特論〉
異文化研究と民俗学　異文化理解と民俗学（古家信平）
医療・福祉と民俗学　「民俗」の再考と再生めざして（波平恵美子）
博物館と民俗学　博物館における民俗学の可能性（鈴木通大）
文化財行政と民俗学　狭められた二元論（橋本裕之）
情報化社会と民俗学　民俗学に求められる社会的説明責任と学問の脱構築（森栗茂一）

学会記事