1995年初版 Ａ５判 P728 函イタミ カバー上部イタミ 帯シミ汚れ、背上部に１センチ程度の破れ
訳：末吉雄二、伊藤博明
「連鎖する芸術の眩惑的融合 不可視へ侵入する想像力 五感を震撼させる美への慧眼が召還する綺想というイメジャリーノクリティシズムが遊走するプラーツ美学の精髄」（帯文）
「『官能の庭』をクロノロジカルに承け、自らをペルセウスに、現代美術をメドゥーサに擬し、ロマン主義から、新古典主義、ヴィクトリア朝美術、象徴主義、抽象主義、アヴァンギャルド、そしてアンフォルメル、ポップ、キネティック、コンセプチュアルへといたるアートを、超境界、超領域の鋭い美意識と叡知によって、長大な芸術的変容の歴史の中に布置する。」（帯裏紹介文）
目次：
序文
�機“�術批評の言語
｛美術の起源／非対称／芸術と精神分析／記号とイメージ／美術批評の一理論／美術批評の言語／美術小史／美術におけるイリュージョン／「オーロラ号」の砲手たち／芸術と無秩序／手足の反乱／趣味の諸相／ヴェネツィア・ビエンナーレ／芸術と科学｝
�供ゞ�間恐怖
｛幻想の画家たち／ダヴィッドからドラクロワへ／ブレイクの神々／サミュエル・パーマー／幻想画家ジョン・マーティン／もっともロマン主義的な画家／ペラージョ・パラージ／ビーダーマイヤー様式の家具／理想都市／建築における折衷主義／模範的な美術批評家／ヴィクトリア朝の建築家と技師／一九世紀の絵画／誤りなき画家／トーガを着たヴィクトリア朝人／英雄的な「ポンピエ」たち／オリエンタリズムが見た夢／一九世紀の彫刻／不条理の巨匠たち／侏儒のミケランジェロ／肖像画と肖像写真／現代人にとっての古典／軽薄な芸術／ヴィクトリア朝の情景／ヴィクトリア朝の遠近法／過剰な一九世紀／一九世紀の空間恐怖／リキュールのオルガン｝
�掘／世料爐蠖遊�
｛象徴主義／完全無欠のビアズリー／神の操り人形／ラファエル前派とリバティ様式の間で忘れられた画家／現代のプリミティヴ｝
�検々�大にして未知なる領域
｛真実の寓話／暗示的な染み／新ビザンティウム主義／アール・デコ／昔日の建築家と今日の建築家／彫刻の今昔／抽象芸術の寓話／装飾と罪／ウィーンの椅子／居住用機械／ファッションの半世紀／二〇年後に見た五〇年代／二つの言語、一方通行／惨めな木炭と化したフェニックス／サヴィーニオの変貌／再発性未来主義者セヴェリーニ／が形の〈アミーコ〉／第三帝国の美術／現代美術と衣装／広大にして未知なる領域｝
訳者あとがき
人名索引
