
1993年 B6判 P201 帯・カバー背から端にかけてヤケ、端僅イタミ 天・小口僅汚れ
“1932年ボストン生まれ。海辺の町で少女期を過し、ケンブリッジに学び、テッド・ヒューズと結婚。63年、三十歳の若さでロンドンのアパートでガス自殺した詩人シルヴィア・プラス。父・子への複雑な感情や女性としての生を鮮かなイメージで綴った詩篇は、'60-70年代フェ ミニスムの新しいバイブルとなった。”(帯文)
目次:
【詩篇】
I 1962~1963
{使者たち/応募者/ラザロ夫人/指を切る/楡/夜のダンス/十月の罌粟/エアリアル/死商会/レスボス/ニックと蠟燭立て/ガリヴァー/くらげ《メドゥーサ》/誕生日の贈物/マリアの歌/十一月の手紙/お父さん《ダディー》/華氏一〇三度の熱/蜜蜂の集会/巣箱の到着/針/大軍/冬ごもり//冬の木立/湖水を渡って/霧の中の羊/歳月/七月の罌粟/親切/打撲傷/言葉/縁}
II 1958~1961
{朝の歌/チューリップ/不眠症/ライバル/月とイチイの木/鏡/嵐が丘/吊るされた男/お前は/ローレライ/目の塵/円形浮彫《メダリオン》/荘園の庭/石ころ/茸}
【詩論・エッセイ】
一つの比較
文脈
オーシャン一二一二―W
【詩人論・解説】
シルヴィア・プラス(A・アルヴァリーズ)
「妙なる白い飛びゆく神話」 ―プラス中毒者の告白(サンドラ・M・ギルバート)
解説(徳永暢三)
年譜