平成3年　21.0×26.0　P85　小口からページ端にかけて少時代シミ

全85ページのうち特集52ページ。

目次：
【特集　旅行者】
旅は縮尺可能である（赤瀬川原平）
世界が自らの素肌を見せてくれるとき（対談：日野啓三、藤原新也）
漂泊の理論　旅行者としてのカミーロ・ホセ・セラ（今福龍太）
室内旅行者の憂鬱（伊井直行）
未知もなければ既知もない　幸福な〈外)の住人（丹生谷貴志）
20世紀廃墟ツアー（伊藤俊治）
旅行業者と鉄道（小池滋）
読む旅行案内書の文化（中川浩一）
情報を金に変えた男　シャルル＝ルイ・アヴァス（鹿島茂）
道々に刺茨の歓迎　―ベンガル・灼熱の春の旅路（臼田雅之）
失われた「夜の航海」（田中仁彦）
観光ツアー風俗誌（平野勝巳）

【連載】
〈風景劇場〉毛利元就紀行（2）　海と島の空間（海野 弘　写真：土田ヒロミ）
〈テクスチュール・ファン・ド・シエクル6〉狩りの後―アメリカン・トロンプ・ルイユ（高山宏）
〈La Tribu del ojo de viento 風の眼の部族6〉亀の島を走る（管啓次郎）
〈同時進行の物語第二部21〉曇り空のロンドンも、こうなればすっかりパラダイス。（石山修武）
〈『辺境』の東西南北23〉ロシアの無方位性の風（川端香男里）
〈絶景の幾何学2〉眠る人々（伴田良輔）
〈ふらぬーる〉ハプシトゥス　―いきをのむ時間（ナディム・カラム　訳：日色真帆）

【五大陸情報】
〈ニューヨーク〉マドンナの誘惑（佐藤守彦）
〈プーナ〉ガソリンタンク（小倉泰）
〈トルコ〉ヴァンの古物商（木戸雅子）
〈シンガポール〉多民族国家の本音（松岡環）
〈ナンパ〉パリのグーテ・ナハト（池田香代子）
〈モスクワ〉宗教ルネサンス（伊東一郎）
〈ハワイ〉地球創世の姿（布施英利）