1988年 14.3×22.1 P248 表紙および小口からページ端にかけてヤケ、少汚れ
全248ページのうち特集173ページ。
目次:
【シノロジー雑草話5】天子の動物園(中野美代子)
【科学と抒情17】お花見の冷凍保存(赤瀬川原平)
【耳目抄30】今年の春(竹西寛子)
【詩】
春にあたって(渋沢孝輔)
兵馬俑坑博物館にて 他一篇(中村稔)
春の丘で(佐々木幹郎)
密室論(七曜日の記録)(朝吹亮二)
冬の解決(小池昌代)
特集 筒井康隆の逆襲 超虚構実験小説の展開
【私にとっての筒井文学】
言語感隔(日高敏隆)
お願い(野崎昭弘)
出合って、うれしい。(内田春菊)
【笑いの構造】
自分を笑う目(ラサール石井)
ツツイ度テスト(山藤章二)
【変容のエステティーク】
文房具言語原論序説(荒巻義雄)
メタモルフォセス群島のテレビ男(森常治)
『虚構船団』へのマルジナリア(森村進)
【小説家の心理学】
エディプスとメデューサ(大橋洋一)
万華鏡の中のカメレオン(島弘之)
シュール・リアリズム芸術の創作心理学的立場よりの判断(筒井康隆 解説:関井光男)
【映像と虚構】
〈ジャズ大名〉映画化始末(岡本喜八)
『大いなる助走』への助走(鈴木則文)
筒井読者の怯え(内藤誠)
【SFという超虚構】
鏡面崩壊 七〇年代末期の筒井康隆(巽孝之)
永遠への血と肉の贄(永瀬唯)
【少年少女の物語?】キツネ色の笑い、ラベンダーの一雫(本田和子)
【虚構地獄】
筒井康隆氏へのアンケート18項(回答:筒井康隆)
群がる言葉、ちぎれる意識 ―虚構は存在に先立つ現実をお許し下さい(浜口稔)
反転するパラドックス 喜劇の革命(関井光男)
【対話】まだ小説は脳細胞を使いきってないっ!(筒井康隆、小林恭二)
【筒井康隆を読むために】
項目別 筒井康隆図書館 {子供・句点と読点・恋愛・音・絵・外国語・パラレルワールド・神戸・文芸評論・戦争・スプラッタ・母親・饒舌・日記・数式・中南米文学・大阪弁・愛情・駄作・妙な食いもの・映画・死}(編:幸森軍也)
筒井康隆著書目録(平石滋)
筒井康隆主要参考文献目録(平石滋)
【ポスト・モダンの文学4】ポスト構造主義を小説にする(富山太佳夫)
【ファシズムを生きた人々5】武器をとる詩人ダヌンツィオ(田之倉稔)
【今月の作品】(選:吉増剛造)
【われ発見せり】Who's That Girl? (川崎賢子)