がんばれ少年刑事・少女シリア　中学生ワールド文庫　『中学二年コース』昭和37年11月号付録　学習研究社

昭和37年　文庫判　並製本　P128　全体に経年によるヤケ、シミ、少イタミ　P13、22、65端破れ補修

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昭和37年　文庫判　並製本　P128　全体に経年によるヤケ、シミ、少イタミ　P13、22、65端破れ補修

コーネル・ウールリッチ「がんばれ少年刑事」、シルランペー「少女シリア」の2作を、中学生向けの平易な文章・構成に翻訳。

“たしか、前にもこんなことがあった。キャンディを毎日のようにくれて、少女のきげんをとりむすぶ男。あっそうだ、まだ小学生のときのことだ。けんめいに思いだす少年トムは、ついに少女のゆくえを追って夜の森へ……。”

“つつましやかにひっそりと少女シリアは死んでゆく。その胸に静かにくりひろげられるのは、短くもはげしい革命の日々のことがら、命を救った人々のこと……。”！
（本書見返し「もくじ」より）

目次：
外国推理小説　がんばれ少年刑事（原作：コーネル・ウールリッチ　文：内田庶　挿絵：中山正美）
　第一部　四年まえのこと　｛三級刑事／キャンディをくれた男／約束はやぶるな｝
　第二部　あやしい男　｛ジェニイという少女／みどり色のアメチョコ／出目の男／裏切りもの／だれも信じてくれない｝
　第三部　トム探偵の大活躍　｛チョークのあとを追って／おとうさんにいわずに／ついにきた／二本の足／穴をほりにいった／小石をふむ音／あいつ／かいちゅう電燈／犯人の死｝

「がんばれ少年刑事」とその作者について

世界名作　少女シリア（原作：シルランペー　文：保永貞夫　挿絵：岡野謙二）
　ある一つの死／かたむく家／人生の海へ／父の死／はじめてのポルカ／あらしに追われて／愛する人／別れの歌／見知らぬふたり／静かな死

「少女シリア」とその作者について