昭和50年3版 文庫判 P222 カバー少ヤケ、少汚れ、内側時代シミ 小口からページ端にかけてヤケ
“われわれの地球上に残された先史時代の遺跡や遺物には、驚くべき事実が秘められている。イスタンブール、トプカピ宮殿で発見された太古の地図には航空写真を使用した痕跡がみられる。
アフガニスタン北東部、コヒスタンの洞穴には、1万年前の星の正確な位置が刻まれている。サハラ、タシリの岩壁画には、宇宙服を着た異星人の姿が描かれている。いったい、これらの事実は何を意味し、何を物語るのか?
本書は、これらの奇妙な事実に着目したデニケンが、鋭い発想と大胆な論理によって先史時代の謎を解いていく。
世界各国で翻訳出版され、爆発的人気を呼んだ大ベストセラー。 自然科学、歴史に一大衝撃を与えた問題の書”(カバー袖紹介文)
目次:
はじめに
序
1 {宇宙には人間に似た生物がいるか?/酸素ぬきの生長は可能か?/殺人的環境でも生命は存在するか?}
2 {空想宇宙旅行/神々の訪れ/消えぬ痕跡}
3 {一万一〇〇〇年前の地図?/先史時代の空港、《神々》の滑走路?/地上最古の都市/いつ岩が溶けたのか?/洪水のとき/シュメールの神話/サルのではない骨/太古の画家はみな同じ着想を?}
4 {聖書は正しい/神は時間に制約されていたのか?/モーゼの約櫃は帯電していた/砂漠で使われた《神々》の多用途車/ノアの洪水は計画的なもの/なぜ《神々》は特定の金属を要求したのか?}
5 {好色な《神々》/新型車のこと/加速について/宇宙船からの景観についての初報告/大洪水を生きのびた者/《真理》とはなんぞや?}
6 {古文書の作者はすべて同じ気まぐれにとりつかれていたのか?/またもや《天の車》!/古代の水爆?/どうやって望遠鏡なしに惑星を見つけたのか?/奇妙なシリウス暦/北部戦線異常なし/古き書物はどこにあったのか?/六九六五年のためのわれわれについての思い出/完全なる破壊の後、われわれの何が残るか?}
7 {巨人の踊り場/古代エジプト人は何によって暮らしたのか?/クフーはペテン師だったか?/ピラミッドはなぜいまの場所にあるのか?/低温冷却による生きる屍?/先史時代の流行デザイナー/C・14方式は完全に信頼できる?}
8 {神々はイースター島に巨人を置き去りにしたのか?/白き神とは何者か?/織機もないのに綿花をつくるとは/人類の最終認識}
9 {暦にしたがって造られたジャングル都市/民族移動は遠足か?/ランデブーに遅れた神/なぜ天文台はまるいのか?/古代の計算機/すばらしき異象のあつまり}
10 {宇宙飛行に意味はあるのか?/投資された数十億ドルは誰の役に立つのか?/戦争か、宇宙飛行か?/人さわがせの空飛ぶ円盤とは?/六十年前に核爆発があった/火星の月は人工衛星か?}
11 {宇宙へのシグナル/超光速思考伝達なるものは存在するか?/ケイスの謎/グリーン=バンクの方程式/地球外生物学を支持する名士たち/NASAの活動/ヴェルンヘル・フォン・ブラウンとの対話}
12 {将来を保証する思考工場/昔の予言者のほうがらくだった/環はとじて}
訳者あとがき