昭和59年　文庫判　P318　帯イタミ、破れ　小口からページ端にかけてヤケ

“境涯を詠み続けた寂寥の天才　石田波郷集”（帯文より）

目次：
序文「鶴のごとき」（結城昌治）

鶴の眼／風切／病鴈／雨覆／惜命／春嵐／酒中花／酒中花以後

俳論
　｛俳句愛憎／作句／作句内外／焦土の石の上で／俳句の魅力｝

作家論
　｛随筆的友二論／夜雨の葛／寝待のベッド／遠く高いもの｝

随想
　｛笹鳴／一冊の芭蕉全集／肺の中のピンポン球／砂町との別れ／谷原雑記／消えた椿祭／沙羅の花｝

あとがき（岸田稚魚）

略年譜（齋藤慎爾）
解説（三橋敏雄）