サン=テグジュペリ著作集5 手帖 みすず書房

1984年 四六判 P384+索引P11 函ヤケ、時代シミ多、汚れ、背少イタミ 本体小口僅汚れ 月報付

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1984年 四六判 P384+索引P11 函ヤケ、時代シミ多、汚れ、背少イタミ 本体小口僅汚れ 月報付

“サン=テグジュペリは上衣の内ポケットに柔らかい皮でとじた薄い手帖をもっていた。そこに彼はあらゆる主題についての省察を書きこんでいた。それを読むと、のちの彼の仕事に役立つ覚え書き、彼自身の固有の思想をはっきりさせるために、それを展開してみせた部分、および彼の内面において一種の叫びとして発せられたもの、という三種に類別することができよう。
 彼には自分の手帖を出版する意図はまったくなかった。そこに内面の打ち明け話は含まれていないものの、このような文書を死後出版することは、つねにいくつかの問題を惹起するものである。これは1953年の最初の版刊行の際、すでに議論の対象となったところであった。―ノートに示された思想を、多少とも人為的な分類によって再編すべきか? それとも、賃金やエントロピーについて書かれたページを読むことを読者に無理じいする危険を冒しても、執筆の年代順を尊重すべきであろうか?
 1953年版の刊行の時点では、ある選択を施し論理的脈終をもたせた版の利点が優勢であるかに思われた。だが当時においても、アルベール・カミュはいわゆる 『手帖』の完全版の出版を推奨していたのである。
 待望久しい完全版である本書の年代順の配列は、サン=テックスの思考をそのまったき自発性において提示するという利点をもっている。ここには、一時の放言や情熱的な問いかけが交錯し合い、彼の基本的な命題がくりかえされている。それは彼の知的好奇心を ―ときとして直観が認識を補っているが― 明らかにしている。本書は、ひとりの人間があらゆる文学的意図から離れて、自らの考えを表現する声を聞かせてくれるであろう。(ピエール・シュヴリエ)”(カバー裏紹介文)

目次:
序文(ピエール・シュヴリエ)
アルベール・カミュの手紙
伝記的特記事項

手帖I
手帖II
手帖III
手帖IV
手帖V
補遺

解説
索引

月報:『手帖』について(宇佐見英治)/飛ぶことと見ること(中村弓子)/編集室より
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