現代東欧文学全集13　ろばに乗った英雄　恒文社

昭和41年　四六判　P397　函帯および元パラ端破れ多、ヤケ、汚れ　本体ビニールカバー少汚れ　月報付

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昭和41年　四六判　P397　函帯および元パラ端破れ多、ヤケ、汚れ　本体ビニールカバー少汚れ　月報付

“「人間の敗北」をうたって、いま世界に話題を投げるユーゴの新しい波！
女と寝ることばかり考えるファシスト兵士と好色写真を売り歩くコラムニスト。占領と抵抗の中に生きる人間を凄絶な性描写で諷刺する。”（帯文）

“「ドン・キホーテ」や「パルムの僧院」のファブリス以来、時代時代の代表作の尖兵の役をはたすのは、この小説のヒーロー、マリッチ的性格の人間である。ひとり架空の抵抗を夢みて試みるが、敵からも相手にされぬ。しかし、ついに或る日、誰もが信じなかった冒険の旅に出て行く。この場面はウソのような静けさとおかし味と悲痛さとが響きって詩的な美しさを現出する。ここには自由への意志の崇高さといったものがある……とにかく、これは愉快な小説だ。　―安岡章太郎《わたしの作品論》より―”（帯裏文）

目次：
プラトーヴィッチと時代背景（橋本明）

ろばに乗った英雄（プラトーヴィッチ　訳：大久保和郎）

わたしの作品論（安岡章太郎）

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