1967年　Ａ５判　P130　表紙および小口からページ端にかけてヤケ、時代シミ、汚れ

目次：
【対談】創造と組織（長谷川四郎、岩田宏）
【長篇詩】『マルピギー氏の館』のための素描（入沢康夫）
【評論】通俗の攻撃　ビートルズの歌詞（草森紳一）

【作品】
恋する絵（吉岡実）
待つ（石原吉郎）
番外私小説的プキアプキア家庭的大惨事（鈴木志郎康）
彩る（望月昶孝）
非現実的なノオト（水川真）

【手帖時評】語られる言葉の河へ（天沢退二郎）
【海外の詩】ション・ヘインズ詩抄（訳：鍵谷幸信）

【連載】
せむしたち〈わが詩集〉（井上光晴）
時の復権　―演劇のなかの言語（栗田勇）
若い荒地　―Ａの日記（田村隆一）
私自身の歌　―終末について（堀川正美）
ニホン・ニホン人（富岡多恵子）
【詩集評】田舎の風景（飯島耕一）
【詩誌評】言 葉への生理的な反応が示すもの（岡田隆彦）

【今月の新人作品】（蜂須賀太郎、戸田広介、相生葉留実、佐々木泰樹、大仏文乃、三森茂　選評：関根弘、吉野弘、長田弘）
【書評】
安西冬衛全詩集（澁澤龍彦）
自立の思想的拠点（山崎カヲル）
清岡卓行詩集＝四季のスケッチ（大岡信）
小野十三郎詩集＝異郷（高良留美子）

【潜望鏡】
表現の現場について（三木卓）