2006年 14.2×22.1 P237 表紙および末尾目録ページ折れ跡
全237ページのうち特集182ページ
目次:
【生成するマラルメ 21】収穫の刻(柏倉康夫)
【絵はがきの時代 12】絵はがきと旅(細馬宏通)
【耳目抄 241】喚起する力(竹宮寛子)
【チェーホフを読む 10】軍楽隊の音が聞こえる 1(宮沢章夫)
【詩】禽かわる禽かわいい純白(藤原安紀子)
特集:人形愛 あるいはI, DOLL
【対談】〈瞬間の永遠〉を人形と共に生きる(恋月姫、金原ひとみ)
【インタヴュー】
秋葉原に電脳遊郭を!新しい「人形論」のために(四谷シモン 聞き手:榊山裕子)
景色としての日本・人形・アニメ(押井守 聞き手:榊山裕子)
【東西人形論渉猟】
他者としての人形性と日本人(小川千恵子)
ベルメールの新世紀(榊山裕子)
表象の心臓 人形と文字(田中純)
【少年たちは少女をめざす!?】
活字の国のピュグマリオン 少年王・澁澤龍彦、少女たちに簒奪される(千野帽子)
起源の幻影(高原英理)
【少女たちは人形をめざす】
少女のためのファム・ファタール(小谷真理)
人形愛《ピグマリオニズム》から神秘的なる合一《ユニオン・ミスティカ》へ(つずみ綾)
【生人形いまむかし】
人形という症候 井桁人形に関する覚え書き(藤田博史)
反近代の逆襲 生人形と松本喜三郎(南蔦宏)
【サブカルチャーにおける人形】
傷つく人形(斎藤環)
オマケの美学 フィギュアの購入をめぐる自意識(森川嘉一郎)
ギャルゲーにおける人形表現 自己去勢するオタクたち(更科修一郎)
【四畳半の中心で、愛を】
ラブドール、その名はコーディリア(森見登美彦)
ラブドール愛序説
【短篇小説】YYとその身幹《むくろ》(津原泰水)
【図版構成】人形作家列伝(選・解説:今野裕一、天野昌直)
【ドイツ映画の現在】不安な社会と豊かな映画的成果 第55回ベルリン国際映画祭(瀬川裕司)
【今月作品】
【われ発見せり】宇宙飛行士とコスモポリタニズムをめぐる修辞学(清水知子)