2006年初版　P325、331　各巻カバーおよびページ上角僅折れ跡

“古今東西の動物伝説を集め、その起源や歴史的変遷を論じた大正十五年刊の「伝説の大著」がハンディに、読みやすくなって甦る！上巻には鬼・天狗・河童などを含む「半人半獣的形態のもの」、竜・鳳凰・麒麟などを含む「神霊的性質のもの」を収録。”（上巻カバー袖紹介文）

“伝説上の動物をその特徴によって分類し、それぞれを解説・分析した名著、満を持して復刊！下巻には狐、狸、猫など「異常な能力のあるもの」および鰐、海蛇、狛犬等を含む「雑」と、新たな注釈をつけた改訂版「日本妖怪変化語彙」を収録。”（下巻カバー袖紹介文）

目次：
【上巻】
総論
　一　序説
　二　伝説の動物の起源
　三　伝説の動物の歴史的変遷
　四　伝説の動物の文類
　五　伝説の動物の分布
　六　伝説の動物の研究とその利益

各論
　一　半人半獣的形態のもの
　　｛1　鬼／2　天狗／3　河童／4　人魚／5　海坊主／6　雪女｝
　二　神霊的性質のあるもの
　　｛7　龍／8　蜃／9　鳳凰／10　麒麟／11　天馬／12　鵺／13　雷獣／14　月の兎／15　八俣遠呂智（八頭大蛇）／16　多爾具久（谷蟆）｝

索引

【下巻】
各論
　三　異常な能力のあるもの
　　｛17　狐／18　狸／19　漠／20　鯰／21　猫｝
　四　雑
　　｛22　和邇（鰐）／23　海蛇／24　鳥になる貝／25　狛犬／26　血塊｝

結論
補遺／跋／再記
参考文献

附　日本妖怪変化語彙（校訂：村上健司）
解説（武村政春）
索引