2001年　B５変型判（18.3×22.5）　P66　表紙上角折れ跡

“家族が流す毎日の涙が故人の霊を清めていく。死を悼み哀しみにくれゆく日々が過ぎ、いつか盆を迎え故人の霊と再会する。やさしい手振りと後退しながら進む歩みで霊と共に過ごす盆踊りやあの世ともこの世ともいえぬ日本人の心性の世界である。”（表紙紹介文）

目次：
アンガマ踊り（大田静男）
奄美の八月踊りの頃（藤井令一）
新野の盆踊りと切子燈籠（池田勇次）
郡上踊り［魂鎮めのことば］（谷澤幸男）
西馬音内のお盆行事―小坂太郎）
盆の行事（写真・文：渡辺良正）
対談　魂のゆくえと他界観（山折哲雄、谷川健一）
物部の死霊とその転生（松尾恒一）

連載　仮設の間道２　見世物の祖先は忍者（坂入尚文）
連載　平遥　山西省　の住まいと文化（田村廣子）