昭和46年　Ａ５判　P204　全体に経年によるヤケ、汚れ、時代シミ　角僅イタミ　背表紙イタミ　巻頭数ページ時代シミ多

目次：
性と現代思想　｛性と現代思想―フロイトの今日的意味―（小此木啓吾）／性とナショナリズム―母起源神話と母子相姦の思想―（澤村光博）／裏側からの伝統論―性文化の象徴性―（杉本春生）／タントリズムと現代―密教とエロティシズム―（羽永光利）｝

アンケート《わが性書》　（祖父江孝男、村上一郎、宗谷真爾、磯田光一、澁澤龍彦、出口裕弘、八切止夫、杉浦明平、松永伍一、松田道雄、高橋巌、筑波常治）

性の民俗を再検討する
　古代日本人と性―日本民族における蛇―（吉野裕子）／性の信仰―農耕儀礼と性象徴―（宮田登）／性教育の民俗―若者宿の伝統―（野口武徳）／遊女寺考―庶民の生活に奉仕した遊女の末路―（北大路健）
　鼎談　性の民俗を再検討する（今野圓輔、直江広治、森秀人）
　エッセイ　｛朝鮮の性民俗（金一勉）／中国文学のエロティズム（草森紳一）／浮世絵の栄光（大森忠行）／宮沢賢治のエロス（山折哲雄）／明治毒婦考（松下和巳）｝
　小事典　古代人の性生活　（信夫誠）
　資料「性の民俗文献案内（今野圓輔）
　アメリカ・アングラ日記（諏訪優）

連載　｛狂気の構造―怪僧出現―（村岡空）／にっぽん歳時記―性の神々と芸能―（宮尾しげを）