民俗儀礼の世界　編：森隆男　清文堂

2002年　A５判　P342　帯付

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2002年　A５判　P342　帯付

「上井久義先生古稀記念出版」

目次：
まえがき

【第一部　祭祀儀礼】
御仮屋からみた奈良盆地の祭祀（森隆男）
大山と車楽　―東海地方における山車文化の伝統―（東條寬）
相撲と神事　―近江の木造相撲人形とのかかわりから―（行俊勉）
放逐されるヨリマシ（黒田一充）
ヨタと呼ばれた司祭者（伊藤信明）
野老の伝承　―イモ文化の一視点―（鈴木秋彦）
特殊神饌としてのナレズシに関する一考察　―三輪神社大祭のドジョウズシをめぐって―（福田郁理）

【第二部　通過儀礼と年中行事】
餅のゆくえ　―富山県下における初誕生儀礼―（近藤直也）
胞衣と疱瘡　―儀礼的誕生の象徴的世界と湯立て―（藤井裕之）
「古代的」葬送儀礼の創出　―近世池田の墓宿習俗を題材として―（市川秀之）
墓の所有形態と先祖祭祀の場（加藤謙一）
美濃の虫送り（小西恒典）
和泉地域における雨乞い儀礼　―日根野・長滝地区の事例を中心として―（東原直明）

【第三部　宗教と社会】
現代バリ人の宗教生活　―都市部に居住する地方出身者の事例から―（嘉原優子）
複檀家から一家一寺へ　―出羽国村山郡山家村の事例―（森本一彦）
客人（マレビト）説話の構造と村落共同体（佐々木康人）
袋中上人と『琉球神道記』にみる十三仏信仰（中村雅俊）
琉球の宗教と尚圓王妃（上井久義）

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