1982年 14.4×22.1 P238 表紙少汚れ、時代シミ、背から端にかけて少ヤケ 小口および巻頭ページ端少ヤケ 末尾僅剥がし跡
全238ページのうち特集120ページ。
目次:
【迷宮劇場 5】〈自体幻想〉の魔(私市保彦)
【起床転結 17】攪拌学(安野光雅)
【耳目抄 3】梗概を書く(竹西寛子)
【詩】
甘い肉体が立つ/視線の蔓(鈴木志郎康)
カーニバルの夜(諏訪優)
無時間(高橋新吉)
理不尽な出発(入沢康夫)
【干物の冒険 5】竜巻(長新太)
【表徴の現象学 5】日本語の現在 あるいは感性の鏡としての言葉遣い(中野収)
●特集 シャンソン
【エッセイ】
独習シャンソン(阿部昭)
「夜のパリ」のレジーヌ(N・バタイユ 訳:岡田正子)
わたしの好きなシャンソン(石井好子)
【追憶の歌手たち】
掠れた唄たちへの頌(中井英夫)
パリの詩人ダミア(窪田般彌)
堇花余香 ラケル・メレのこと(塩坂仁雄)
ブラッサンスとブレルの思い出(J・カネッティ 訳:永龍達治)
オラムピア劇場のピアフ(藪内久)
四月の雪(塚本邦雄)
【徹底ディスコグラフィー】シャンソンの花束 196邦盤リスト収録曲名付
【インタヴュー】シャンソンの現場 素顔のアーティストたち(構成:永瀬達治)
【シャンソンと今日性】
男の歌 人間の歌 イブ・モンタンの復活(今江祥智)
フランス近代音楽とシャンソン(河本喜介)
不良少年たちの歌(永龍達治)
【諧謔のシャンソン】
関節外しのシャンソン ボリス・ヴィアンと言語遊戯(曾根元吉)
ローラン・トポールのシャンソン(芳賀詔八郎)
ありえない蟻さがし(木島始)
ある風変りな歌手の生涯 シャンソンと演劇(利光哲夫)
【書物のミクロコスモス】現代アメリカの批評的状況 『動機の文法』(富山太佳夫)
【評論】内と外の美術(D・キーン 訳:金関寿夫)
【エッセ・シネマトグラフィック 5】龍を殺した人 アンゲロプロス『アレクサンダー大王』(四方田犬彦)
【書物との対話 】ヴァレリーのエロス(承前)(粟津則雄)
【中世の〈光〉=ロマネスク建築 2】聖ミシェル・ド・キュクサ修道院(饗庭孝男)
【メディチ家の滅亡 13】大公妃の姦通(中田耕治)
【芝居鉛筆書き 翻訳と註解 9】舞台と紙葉《いたとページ》(渡辺守章)
【解放区】(川崎洋)
【われ発見せり】世紀末三流詩人(榊原淳子)