東と西の宇宙観 東洋篇・西洋篇 2冊揃 荒川紘 紀伊國屋書店

2005年 A5判 P293+索引ほかP6、P317+索引ほかP6 西洋篇帯付 東洋篇カバー背少ヤケ、端僅破れ

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2005年 A5判 P293+索引ほかP6、P317+索引ほかP6 西洋篇帯付 東洋篇カバー背少ヤケ、端僅破れ

【東洋篇】
“日本人は昔から自然との融合を好んでいた。山川草木すべてに〈神〉が遍在し、そうした自然と同化することを理想としてきた。この同じ日本人は近代に入ると東洋ではいち早く西欧化の道を歩み始め、科学技術を積極的に取り入れ、西洋の哲学も学ぶようになった。だが、この西洋の科学的世界観、そして哲学はどれだけ日本人 の血となり肉となったのか。
東洋篇では、インドから中国へと広がる東洋的世界観・宇宙観の変遷を辿ること で、日本人の心の琴線にふれる故郷を探訪する試み。 『東と西の宇宙観 西洋篇』 の姉妹編。 ”(カバー袖紹介文)

目次:
はじめに

第1章 神と宇宙の時代 ―ヴェーダの宗教
 1 インダス文明の世界 {東洋最初の都市文明/インダス文明の信仰と神話}
 2 アーリア人の社会 {アーリア人のインド侵入/牛の荷車と馬の戦車}
 3 『リグ・ヴェーダ』の宇宙思想 {『リグ・ヴェーダー』の神/ディヤーヴァー・プリティヴィーによる宇宙創造/ヴァルナによる宇宙の創造と維持/天則/豊饒の神としてのインドラ/インドラは車輪のように天地をつくる}
 4 『リグ・ヴェーダ』の天 {天の観念の起源}
 5 『リグ・ヴェーダ』の宇宙創成論の変容 {根本原理の探求/「原人プルシャ」が宇宙となる/「宇宙開闢の歌」 ―暗黒と水からの宇宙の生成/『アタルヴァ・ヴェーダ』 ―カーラとスカンバの宇宙論}
 6 バラモン教の成立 {『ブラーフマナ』 ―プラジャーパティによる宇宙創成/宇宙の終わり ―マヌの大洪水/祭祀は宇宙を模する}
 7 ウパニシャッド哲学の宇宙意識 {宇宙の最高原理としてのブラフマン/輪廻するアートマン/目標は輪廻からの脱出/梵我一如}
 8 宇宙構造論の発展 {バラモン教の宇宙論 ―メール山/地獄の様相}

第2章 縁起から須弥山宇宙へ ―釈迦の教えと上座部仏教
 1 第二の都市化 ―自由思想家の出現 {「六師外道」の宇宙観と人間観/四元素説と原子論の提唱/インドの枢軸時代}
 2 釈迦の宇宙思想 {すべては「縁起」 ―釈迦は宇宙を語らない/釈迦の教団/仏塔の建造}
 3 上座部仏教 ―「有」の宇宙論へ {転輪王アショカと石柱/説一切有部 ―四元素説と原子説の採用}
 4 『倶舎論』の須弥山宇宙 {仏教的宇宙観の成立/九山八海と四洲の世界/膽部洲の地理学/天界としての須弥山/山上空の天界/仏教の天の起源/地球の構造/地獄の起源 ―水平の地獄から地下の地球へ/三千大世界 ―宇宙は無限/宇宙は生成と消滅を繰り返す}

第3章 空の宇宙 ―大乗仏教
 1 大乗仏教の展開 {「般若経」と「空」の哲学/『法華経』と『華厳経』}
 2 浄土の宇宙論 {極楽浄土/極楽の位置/極楽の情景/不死と光明の浄土/極楽浄土の起源}
 3 密教的宇宙の成立 {宇宙仏・大日如来との一体化/マンダラ ―宇宙の象徴的表現/ギリシア天文学と占星術の受容/インド仏教の終焉}

第4章 大地的な宇宙への回帰 ―ヒンドゥー教
 1 ヒンドゥー教 {バラモン教の思想的展開/シヴァとヴィシュヌの信仰 ―牛と蛇と男根/ヒンドゥー教の宇宙創成論/ヒンドゥー教の宇宙構造論/インダス文明の継承 ―水と女神}
 2 ジャイナ教 {ジャイナ教の歴史/ジャイナ教の宇宙 ―プルシャ・ローカ/ムガール以後 ―イスラム教とキリスト教と仏教/イエズス会による布教とイギリス支配}

第5章 天の思想と儒教
 1 殷の神々 {殷の文明/中国にも馬の戦車が出現する/中国の農耕文明 ―北の栗と南の稲/自然の神 ―黄河には龍が現われる/長江では蛇の信仰/祖先神としての帝}
 2 天の思想 {周の登場/「天」/天命/天の思想の起源}
 3 孔子と 孟子の宇宙思想 {都市の時代 ―諸子百家の出現/孔子の儒教/「天、徳を予に生せり」/孟子の性善説と天/民を貴しとなし/易から占星術へ ―天人の学}
 4 荀子 ―天人の分 {荀子の性悪説/天は自然物/天円地方の宇宙/なぜ大地の方形説に固執したのか}

第6章 道家と道教の自然と無
 1 道家の宇宙論 {老子の道 ―水と母/老子の宇宙創成論 ―無からの生成/荘子の万物斉同/万物を動かすのは陰陽}
 2 陽説と五行説 {なぜ「陽陰」でなく「陰陽」なのか/重剛は陰陽となる ―易との融合/生成の五行から循環の五行説へ/水から気へ}
 3 道教の宇宙 {神仙の山 ―五岳/東の海の理想郷 ―三神山/崑崙山 ―天に通う黄河の源/不老長生の術/日本へ}

第7章 中国古代宇宙論の完成 ―儒教と道家の融合
 1 屈原の宇宙意識 {『天間』}
 2 『淮南子』の宇宙論 {宇宙創成論 ―気からの天地の形成/天円地方の宇宙 ―蓋天説/天は堅い}
 3 古代宇宙論の展開 {渾天説の登場 ―中国の天球説/渾天説の改良/宣夜説 ―中国の無限宇宙/「宇宙」ということ}
 4 天と人の相関 {占星術と災異説/大宇宙と小宇宙/天の宮殿と地上の宮殿}
 5 神話的宇宙論 {龍の復権 ―伏義と女媧は宇宙の神となる/盤古による宇宙創成 ―中国のプルシャ神話}

第8章 仏教宇宙論の伝来
 1 仏教の伝来 {仏教経典の中国語訳/道家思想との融合 ―空は無}
 2 中国仏教の展開 {隋・唐の政治と宗教/宇宙仏 ―華厳宗の毘盧遮那仏/須弥山宇宙の受容/仏塔と須弥山宇宙の中国化/マンダラの中国化/『宿曜経』もインドから伝わる/中国人は浄土教と禅宗が好き}
 3 道教と仏教 {道教の天界/泰山は地獄となる/日本の仏教}

第9章 宇宙と人間の統一 ―朱子学と陽明学
 1 新儒教の展開 {周簾渓と張横渠の宇宙論/程明道・程伊川兄弟の宇宙論}
 2 朱子学の宇宙論 {朱子の宇宙創成論/ 朱子の宇宙構造論/朱子の宇宙も生成消滅する/朱子の人間論 ―性即理}
 3 陸王学の宇宙観 {陸象山 ―「宇宙は便ちこれ吾が心」/王陽明の人間学 ―「致良知」/日本と朱子学と陽明学}

第10章 ヨーロッパ宇宙論との出会い
 1 マテオ・リッチのキリスト教布教 {リッチは儒教の学習から/布教は宇宙論の教育から/元の天文学/「坤輿万国全図」 ―世界地図と天球地球説/神は天である}
 2 リッチ以後 {リッチの後継者たち/暦書の編纂と天文台の改修/地動説の伝来}
 3 キリスト教と科学 {中国人とキリスト教/科学技術の時代と中国/現代と東の宇宙観}

あとがき ―日本人と東洋の宇宙観

参考文献
人名索引

【西洋篇】
“5000年の世界観・宇宙観の変遷に見る、東西の思考様式の違いとは―
シュメール・バビロニアの神話、ユダヤ教、ギリシア・ローマからスコラ哲学、ルネサンス、近代・現代まで。”(帯文)

“「外から宇宙をみる西洋、内から宇宙をみる東洋」といわれるが、実際はどうだっのか。東西の宇宙観の変遷を詳細に辿ることで、人間・世界・宇宙を認識する思考様式の違いと共通点、あるいは東西の交流の歴史を浮き彫りにする挑戦。
西洋篇では、古代メソポタミアの神話的宇宙観からギリシア・ローマを経てスコラ 哲学、ルネサンス、近代科学・現代宇宙論へとつながる西洋の宇宙観の流れを、人間精神の営みの推移として考察する。『東と西の宇宙観 東洋篇』の姉妹編。”(カバー袖紹介文)

目次:
第1章 神々の天地 ―メソポタミア神話の宇宙観
 1 宇宙論もシュメールにはじまる {最初の都市国家/シュメールの統一王朝/豊能の女神ニンフルサグと水の男神エンキ/シュメールの宇宙 ―エンリルによる天地の分離/人間の創造/人類の絶滅 ―洪水神話/シュメールの滅亡}
 2 バビロニアの天地創成神話 ―『エンヌ・エリシュ』 {ハンムラビの帝国とマルドゥク/『エンヌ・エリシュ』の宇宙創成論(1)/『エンヌ・エリシュ』の宇宙創成論(2)/マルドゥクは宇宙の創成の役もエンリルから受け継ぐ/龍の神ティアマト/「天地の神々の王」マルドゥク/人間の創造と滅亡/『エンヌ・エリシュ」の宇宙構造論/ジックラト ―宇宙国家バビロニアの象徴/バビロニアの占星術と暦法/バビロニアの終焉}
 3 メソポタミアとエジプト {エジプトの環境/エジプトの宇宙創成論/エジプトの宇宙構造論}

第2章 唯一神による万物の創造 ―ユダヤ教の宇宙観
 1 唯一神の誕生{カナン定住とヤハウェ信仰/バビロン捕囚/創造主としてのヤハウェ}
 2 『創世記』の宇宙論 {光と天地の創造/動植物と天体と人間の創造/もうひとつの人間創造の物語/エデンの園/ノアの洪水/旧約聖書の宇宙構造/旧約聖書の終末論/マカバイ朝の興亡とユダヤ人}

第3章 美と幾何学の発見 ―ギリシア哲学の宇宙論
 1 ギリシア神話の宇宙観 {ヘシオドスの『神統記』が語る宇宙創成論/ギリシア神話の宇宙構造/人間の誕生と滅亡}
 2 最初の科学者アナクシマンドロスの宇宙論 {ミレトス ―民主政治のポリス/神のない宇宙論 ―タレス/アナクシマンドロスの宇宙創成論/生物と人間の起源/アナクシマンドロスの宇宙構造論 ―宙に浮かぶ大地/対称性の原理/アナクシメネスとヘラクレイトス/原子論の宇宙}
 3 ピュタゴラスとピュタゴラス学派の宇宙論 {サモスのピュタゴラス/地球説の成立/中心火の地動説}
 4 プラトンの宇宙論 {アテナイの民主制とその衰退/アテナイの哲学者 ―アナクサゴラスとソクラテス/プラトンとアカデメイア/プラトンの国家論/プラトンの宇宙構造論/同心天球説/宇宙創成論/ギリシア人と宙/人間創造論/ イデア/宇宙と人間の霊魂/宇宙の終末}
 5 アリストテレスの宇宙論 {宇宙は永遠/同心球の天を動かすのは第一動者/四元素とその自然な運動/地球が宇宙の中心にある理由/ヘラクレイデスの地球=太陽中心説/生物学と霊魂/原子論は認めない}

第4章 科学の中心から心の宇宙へ ―ヘレニズム・ローマの時代
 1 ヘレニズム天文学 {科学はアテナイからアレクサンドリアへ/観測の発達 ―太陽・月・地球の大きさ/地球中心説の新しい理論 ―アポロニウスとヒッパルコス/プトレマイオスの『アルマゲスト』/科学的な世界地図/太陽中心説も唱えられる ―アリスタルコス/ピロポノスのアリストテレス批判/小宇宙の科学 ―ガレノスの医学}
 2 ローマの人生論的宇宙論 {経験主義の科学/ストア学派の宇宙論/自然法 ―ローマの統治の精神/占星術/エピクロス派の原子論/新プラトン主義の登場/ギリシア・ローマの宇宙観と東洋}

第5章 無からの創造 ―キリスト教の宇宙観
 1 初期キリスト教の宇宙観 {新約聖書の天地像/創造よりも終末福音書/『ヨハネの黙示録』}
 2 キリスト教の勝利 {ユダヤ・キリスト教の神とイデア/はじめにことばありき/異教・異端との戦い/神とイエス ―三位一体説}
 3 アウグスティヌス {キリスト教への回心/「無からの創造」 ―神の全能性/時間の創造/アウグスティヌスにおける占星術と科学/終末論の理解の仕方}

第6章 ユダヤとギリシアの融合 ―スコラ哲学の宇宙観
 1 イスラムの天文学と宇宙論 {東ローマ帝国とネストリウス派のキリスト教/イスラム教の誕生とギリシア科学/『コーラン』のなかの宇 宙論/『コーラン』の終末論/イスラムの天文学/イスラムの占星術/イスラムのアリストテレス研究/アラビアからヨーロッパへ}
 2 トマス・アクィナスの宇宙論 {大学の誕生/ナポリ大学とパリ大学のトマス・アクィナス/トマス・アクィナスの宇宙創成論 ―パリ大学での論争/宇宙構造論 ―神の栄光の証明/天体を動かす天使/ダンテの『神曲』/占星術の復活}
 3 スコラ学的宇宙論の展開 {スコラ学の歴史的意義/「いきおい」の理論/地球は動いているのか/科学革命の前夜/イエズス会による世界布教}

第7章 宇宙の主役は人間に ―近代科学の成立
 1 地動説の再発見 {十五世紀のルネサンス/コペルニクスの『天球の回転について』 ―ギリシアの地動説の再発見/コペルニクスにたいする反発/ティコ・ブラーエの折衷論/コペルニクスの古さ}
 2 円と球の呪縛からの解放 ―新しい宇宙の調和へ {ケプラー ―惑星は楕円運動をする/ガリレオ ―それでも惑星は円運動をする }
 3 無限の宇宙へ {ジョルダノ・ブルーノの無限・無数宇宙/デカルトの無限の宇宙とニュートンの絶対的な時空間}
 4 原子論の復活と機械じかけの宇宙 {近代の原子論/機械論の登場 ―宇宙も人間も機械時計/機械論と技術/近代医学の成立}
 5 力学の誕生 ―しかし神は死なない {「自然という書物」/デカルトの運動の法則と神/ニュートンの力学の法則と神/スピノザの「神即自然」}
 6 啓蒙の時代の科学と神の追放 {近代ヨーロッパの盛衰と啓蒙思想/ニュートン力学はフランスヘ ―ヴォルテール/ドイツの啓蒙思想 ―ライプニッツ/カントの宇宙創成論 カントの空間時間論}
 7 神は不要 {力学の新展開/太陽系の生成 ―ビュフォンとラプラス/ディドロの無神論/生物の創造にも神は不要/十九世紀の科学 ―科学技術と資本主義}

第8章 人間はどこへ ―現代の宇宙論
 1 アインシュタインの宇宙論 {一般相対性理論から導かれた宇宙/科学と美/宇宙と神/ビッグバン宇宙論も繰り返される}
 2 宇宙への回帰 {天の科学からの科学へ/宇宙論者アインシュタインが教えること }

あとがき ―日本人と西洋の宇宙観

参考文献
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