
1995年 文庫判 P264+索引ほかP23 カバー少汚れ、背ヤケ 小口僅時代シミ
“20世紀最大の画家パブロ・ピカソ。レンブラント、エル・グレコ、ベラスケス、 マネなど、 過去の多くの作品に触発されたピカソは、それらを独自に消化し、自らの作品としてまったく新たに開花させた。
絵画のデーモンにとり憑かれた天才は美術史といかなる対話を交わしたのだろうか? 稀代の画家・ピカソの創造性・人間性の本質を浮き彫りにする。”(カバー裏紹介文)
目次:
増補にあたって
序にかえて(初版序)
第一章 孤独の画家
第二章 モンマルトル
第三章 宮廷の侍女たち
第四章 ゲルマンの誘惑
第五章 ラテン精神の伝統
第六章 戦争と平和
第七章 草上の昼餐
第八章 サビニの女たちの掠奪
第九章 画家とモデル
終章 ピカソ芸術の本質
参考文献 ―ピカソ研究の手引き―
解説 「対話的変換」すなわち「剽窃」(大岡信)