1998年 14.4×22.0 P333 表紙少汚れ、少ヤケ、裏表紙イタミ 末尾数ページから裏表紙にかけて下端僅破れ P135端汚れ 末尾ページ少剥がし跡
全333ページのうち特集245ページ。
目次:
【日付のない日記・最終回】マツヒサ(田中小実昌)
【耳目抄170】詩心と学問 清水文雄氏を悼む(竹西寛子)
【時の装飾法2】占い師の時間(下)(中沢けい)
【ア〇ス 2】夜のコンビニ(しりあがり寿)
【詩】
仕草(中江俊夫)
鳥をめぐる断片、そして鈴木深真の物語(小池昌代)
アナグラム人名図鑑(宇野亜喜良、石津ちひろ)
花鳥風月(仲嶺眞武)
特集 文字 西夏文字からデジタルフォントまで
【文字の地政学】
ウラルト語を日本人が読めば…(千野栄一)
西夏文字解読の新段階(西田龍雄)
イトバヤット語の調査と文字化(山田幸宏)
中国女文字とその魅力(遠藤織枝)
かなは平等のあかし 真名を男手と称したのに対して(藤井貞和)
【詩】
牛二題(多田智満子)
ノイズの掟、(長澤忍)
【「書く」から始まる】
文字という虚構(石川九楊)
フィギュラティーフ マサンのコレクションによせて(高山宏)
分裂病者の文字(福原泰平)
アルファベットの回廊(武田雅哉)
文字の意味と反意味(中ザワヒデキ)
【筆蝕とは何か】徹底討論 書と詩が互いに恋い焦がれ(吉増剛造、石川九楊)
【「文」字? 「文」学?】
電脳文化と低脳売文業 「漢字を救え!」キャンペーンをめぐって(金井美恵子)
ヒエログリフとしての文字(千葉文夫)
超絶短詩と文字横断性(篠原資明)
水文字、猫の描く(芳川泰久)
字体 という"事態(建畠晢)
【文字の唯物論】
図版構成 文字の不安(鈴木一誌)
【タイポグラフィの現場から】
書を「描く」(美登英利)
石のエクリチュール断章(片塩二朗)
タイプフェイス・デザイン 本木昌造追悼記事から考える(小宮山博史)
当今「漢字問題」卑見(府川充男)
原稿通り!? 校正泣き笑い咄(小池和夫)
“工業に立ち向かう文化”という幻想(前田年昭)
【資料】
文字文字するブックガイド123冊(古賀弘幸)
【コラム ワールド・カルチュア・マップ】
アメリカ ZINEの作り方。ニューヨーク風。(角村隆)
イギリス ピーターがやってきた世紀(安達まみ)
フランス 暴力と喜劇の共存(陣野俊史)
ドイツ 〈閉ざされた愛の映画〉とドイツ映画の内向(瀬川裕司)
イタリア 人生は美しい(波津博明)
スペイン ロルカ生誕百年をめぐるさざめき(坂田幸子)
ロシア モスクワの冬ふたたび(鈴木正美)
香港 大陸人の“だっぷり甘い“香港”(藤井省三)
香港 香港映画祭に名を隠して出品された中国の…(四方田犬彦)
香港 「交易」を文化にした街で自転車を漕ぐこと(鈴木清文)
幻想通信 音楽ソフトの音(大瀧啓裕)
【今月の作品】(入沢康夫)
【われ発見せり】運動を貫く音(細馬宏通)