昭和55年　B６判　ソフトカバー　P200　帯背ヤケ大、裏折れ跡、角破れ

“豊前のむかし話には、日本最古の歴史が眠る
本書によって、むかし話の宝庫「豊前」の扉は開かれ読者の前に、民話と伝説の持つ不思議なロマンと夢が展開する。”（帯文）

目次：
穴門／巨人の足跡／安徳帝と竜宮城／河童の証文石／与次兵衛の瀬／二人の武蔵／紫川／菅生の滝／忠真侯と普茶／明石ちぢみ／酒屋の婿どん／虚無僧の穴／高天原豊前説／芋草の国／しらぬいの火／豊玉姫／稲光の石地蔵／子供好きのお地蔵さん／延永長者の娘／大橋太郎／一寸法師の墓／二崎の狸／稚子落し／難行原／綱島天満宮／痛恨城井城／お地蔵さんと天狗／馬鞍神社／乳の観音／秋霧台／香春郷／鹿を追う狩人／舌を切られた木練／ごんざ虫／太郎兵衛の墓／妖怪を退治した旅僧／萱土手の河童さま／お地蔵さんの千両箱／豊前地方の方言／豊前の伝説考

あとがき