1994年　四六判　P460　カバー少汚れ、少キズ、裏側２ヶ所に小穴、内側時代シミ　小口時代シミ　P20少シミ汚れ

目次：
はじめに

【第I部　近世の民衆と抵抗の唄】
一　近世民謡源流考
　｛（一）〜（三）｝
二　失われた青春への回想　―お夏、清十郎物語の形成―
　｛（一）おふじ・清十郎物語／（二）お菊・千松物語／（三）お夏・清十郎物語／（四）袈裟女物語／（五）菅笠ぶし／（六）大山寺唄説経｝

【第II部　民謡・猥歌の民俗学】
一　子守歌の一考察
二　子守「女」唄の発生と消滅
　｛（一）〜（五）｝
三　「草履隠し」について
　｛（一）〜（五）／結／付論　子供の遊び｝
四　民謡随想
　｛（一）〜（五）｝
五　民俗拾遺
　｛はしがき／（一）〜（六）｝
六　加西郡童謡集
　｛（一）多加野村河内／（二）下里村西笠原／（三）北条町西高至｝
七　播磨に分布せる月の童謡について
　｛（一）〜（九）／付論　栗山一夫（赤松啓介）氏の月の童謡を読みて｝
八　夜笛考
　｛（一）〜（五）｝
九　続夜笛考
　｛（一）〜（三）｝

【第III部　民謡・猥歌の風土記】
一　温泉郷を探る／二　酒造唄の源流／三　信仰と唄との地方色／四　神戸の開港風景／五　古兵庫と新神戸／六　流行歌と替え唄／七　明石海峡の夢／八　東播六郷を歩く／九　民衆の生活と唄／十　農業と作業唄／十一　城の見える風土／十二　恋と愛と性の唄／十三　揖保の清流を下る／十四　集団と唄の作法