1997年　Ａ５判　P221　表紙僅イタミ、背ヤケ

目次：
巻頭資料　幻のアンソロジー　〜澁澤さんのノートから（東雅夫）
インタビュー　｛アンソロジストを自称する須永朝彦氏に聞く／アンソロジストとしての風間賢二氏に聞く｝
精華集この一冊　｛『ロマンシスト・アンド・ノヴェリスト・ライブラリイ』（大瀧啓裕）／『アルゼンチン幻想文学選集』（鼓直）／『霧の辻馬車』（前川道介）／『フランス幻想小説アンソロジー』（森茂太郎）／『世紀を透視する』ほか（沼野充義）｝
エッセイ　｛見わたせば　〜本朝撰集大概・古典篇（須永朝彦）／日夏耿之介とアンソロジーの近代（吉村明彦）／『支離滅裂名文集』（稲生平太郎）／『ポストモダン・フェアリー・テイルズ集』（風間賢二）
対談　｛ボルヘスと澁澤龍彦（瀬高道助、森村進）｝
翻訳　二十世紀の幽霊（エリザベル・ボウエン　訳：倉坂鬼一郎）
資料　｛幻想文学アンソロジー総覧／アンソロジー収録作品作家別一覧｝

新・一書一会　『三月は深き紅の淵を』をめぐって　本好きに捧げる幻の本の物語（恩田陸）
短篇連作　ARCHITECTURA PHANTASTICA　第一章　神の墓（篠田真由美）
新連載・怪奇短篇選集　英米百鬼譚（訳：倉坂鬼一郎）　｛叫び（Ｌ・Ｔ・Ｃ・ロルト）／せむしの少年殺し（Ｃ・Ｄパメリー）
新刊インタビュー　『百鬼譚の夜』（倉坂鬼一郎）
幻想ブックレビュー2＆
連載評論・ドッペルゲンガー文学考15　木々高太郎と甲賀三郎（山下武）
不思議な物語37　『薄暮の物語』
連載評伝50　ハガード、ハガード！（渋谷章）