1989年 14.4×22.1 P430 表紙スレ、少汚れ、角少イタミ、端シミ汚れ 小口時代シミ
目次:
【代表詩集 全51篇】
母なしで生れた娘の詩とデッサン (フランシス・ピカビア 訳:鈴村和成)
解説 愛する永久機械ピカビアと詩集『母なしで生れた娘』(鈴村和成)
【芸術観】
ピカビア《エッセイ》集成 (フランシス・ピカピア 訳:小倉和子)
{〈291〉よ、君は何をしているのか/マリファナ/ジャズ・バンド/エリック・サティ/現代芸術/ギヨーム・アポリネール/親愛なるマン・レイよ……/甘美な怪物/小話/非凡なもの
【ピカビア無責任編集? 雑誌】
ピカビア<391>集成(フランシス・ピカビア 訳:吉田加南子)
{リヴォルバー/軽佻浮薄な痙攣/奇妙な理想/せむし/黄金で金色の理想/めずらしくもないさ/暖炉の精液/傑作/意見および人物描写/解説 フランシス・ピカビアと《391》(ミシェル・サヌイエ 訳:塚原史)
【美術作家のみたピカビア】
ピカビアはぼくのエルビスだった(靉嘔)
ピカビアの挑発(金井久美子)
目玉(太田螢一)
ピカビアの本音(日比野克彦)
【機械主義】
ピカビアと機械崇拝 あるダダイスト(澁澤龍彦)
ピカビア、機械の倦怠(松浦寿輝)
F・ピカビアにおけるマシニスト的スタイル(W・A・カムフィールド 訳:木下哲夫)
【ピカビアとダダ シュール】
思春期の自由 フランシス・ピカビア(瀧口修造)
ピカビアの憂鬱 パリ・ダダの死をめぐって(塚原史)
ピカビアとニューヨーク・プロト・ダダ(河本信治)
【現代メディアとピカビア】
対話 自由で危険な呪術的ヘドニスト ―時代はピカビアを待望する(横尾忠則、難波英夫)
身体映像の澱 フランシス・ピカビアの肉体絵画について(伊藤俊治)
【変貌するスタイルとは?】
妖しい手招き(村松友視)
遅れてきた青年 フィギュールの導入へ(松浦寿夫)
透明のアラベスク(谷川渥)
【破壊と創造と快楽の生涯】
フランシス・ピカビア ―生の祝宴《ガラ》(小川栄二)
図版構成 ドキュメント・ピカビア 不屈のダダの軌跡(建畠《析の下に日》)
発明家ピカビア(G・B・ピカビア)
【ピカビアとデュシャン】
ピカビアと「アンフラマンス」(東野芳明)
唯一者ピカビア(ウルフ・リンデ 訳:中沢信一)
【晩年の書簡と小説】
超現実主義者の黄昏の愛 ―『クリスティーヌ・ブーメステルへの手紙』から(木下長宏)
在るものからの脱出/あり得べきものとの距離 ―小説『カラヴァンセラーユ」をめぐって(與謝野文子)
【挑発する精神】
語るピカビア―《インタヴュー》集成(フランシス・ピカビア)
{1 現代の風景/2 反逆的芸術のピカビア、新しい運動を教えるため当地に至る/3 私はニューヨークをどう見るか。ニューヨークはなぜ、世界で唯一キュビスムの都市であるのか。/4 F・ピカビアへのインタヴュー/5 司教フランシス・ピカビア/6 フランシス・ピカビアの家で/7 ジョルジュ・エルビエに答えて/8 (コリーヌとの対話)/9 『フィガロ』紙への回答/10 ピカビアが語る}
【何も無い 何も無い 何も!】
ピカビア《ダダ・反ダダ宣言》集成(フランシス·ピカビア 訳:太田泰人、村上博哉)
{1 ダダ運動宣言/2 ダダ宣言/3 ダダ食人種宣言/4 ダダ運動の起源/5 哲学的なダダ―アンドレ・ブルトンに/6 ピカビア氏はダダと訣別する/7 文学賞とダダ/8 ダダイスム、瞬間主義/9 瞬間主義/10 ダダに反逆するピカビア、あるいは理性への回帰}
【愚者の祝祭の司祭ピカビア】
同時代人のピカビア観 ピカビアとは誰か? (訳:鈴木啓二、伊勢浩朗)
{フランシス·ピカビア(ギヨーム・アポリネール/フランシス·ピカビア(トリスタン・ツァラ)/奉献 フランシス・ピカビアへ(エドガー・ヴァレース)/スペイン男に捧げられた肖像他(ガブリエル・ビュッフェ)/フランシス・ピカビア 他(マルセル・デュシャン)/ピカビア氏への詩(マックス・ジャコブ)/ジョルジュ・オーリックからの手紙(ジョルジュ・オーリック)/ピカビアの快癒(ジャン・コクトー)/ピカビア展のための序文他(アンドレ・ブルトン)/フランシス·ピカビア展のための序文(ロベール・デスノス)/序文 他(ガートルード・スタイン)/フランシス・ピカビア(ハンス・アルプ)/フランシス・ピカビア頌(ルネ・クレール)}
【特別読物】
ピカビアとの交霊日記(横尾忠則)
ピカビアの画の題名からのアナグラム式変曲(與謝野文子)
【舞台美術と映画】
『本日休演』(フランシス・ピカビア 訳:秋山邦晴)
『幕間』 ルネ・クレールへの手紙(フランシス・ピカビア 訳:小松弘)
『シネ―スケツチ』(フランシス・ピカビア 訳:小松弘)
バレエ《本日休演》の挑発性 ピカビアとサティ(秋山邦晴)
ピカビア/クレールの映画『幕間』(小松弘)
【資料】
解題 ピカビア: 10の時代(千葉成夫)
{1 初期/2 模索の時代1/3 模索の時代2/4 アーモリー・ショウと「心理研究」の時代/5 機械の時代/6 ダダの時代/7 怪物の時代/8 透明の時代/9 迷いの時期から具象の時代へ/10 非象形の時代}
F・ピカピア主要参考文献案内 研究動向を追って(編:村上博哉)
フランシス·ピカビア略年譜(編:村上博哉)