1978年新装版　菊判　P395　函イタミ、ヤケ　本体背イタミ　小口ヤケ

目次：
日本版への序（Ｊ・シュレ＝カナール）
序（Ｊ・ドレッシュ）
著者まえがき

一章　地理
　Ｉ　気候―その条件と要素
　ＩＩ　気候帯と植物帯　｛赤道気候／ギネア気候／スーダン気候／サヘル気候／山地の気候｝
　ＩＩＩ　地質構造と地形起伏
　ＩＶ　土壌
　Ｖ　地形の型
　ＶＩ　水系
　ＶＩＩ　海岸線
　ＶＩＩＩ　環境　｛1　森林環境／2　開放環境―サヴァンナ、疎林｝

二章　人間
　Ｉ　人種　｛1　生物学的特徴／2　人種主義／3　アフリカ黒人の起原
　ＩＩ　民族と言語　｛1　ニグロ・アフリカ諸語の起原／2　語族と主要な言語｝
　ＩＩＩ　社会状態―文明　｛1　研究の原則／2　生産／3　分業、交易、文明｝
　ＩＶ　部族社会　｛1　原始共同体／2　農耕とその社会的影響／3　部族組織／4　家族／5　男女間の矛盾／6　世代間の矛盾／7　大衆と指導者のあいだの矛盾／8　牧畜民／9　国家の形成へ／10　血縁と地縁｝
　Ｖ　階級対立の社会（奴隷制的、封建的諸関係）　｛1　奴隷制／2　自由民とカースト民／3　貴族／4　国家／5　奴隷貿易が社会進化にあたえた悪影響｝
　ＶＩ　宗教

三章　歴史
　Ｉ　先史時代と古代　｛1　石器時代／2　外部との接触―〈車のルート〉と古代の典拠
　ＩＩ　中世　｛1　典拠―中世初期／2　ガーナ王国／3　マリ帝国／4　チングクツとジュンネ／5　ガオ帝国／6　ハウサ族の都市郡／7　ボルヌ帝国／8　モシ族の諸国／9　ベニン／10　コンゴ｝
　ＩＩＩ　奴隷貿易時代（一六世紀―一九世紀後半）　｛1　本源的蓄積と奴隷貿易／2　旧帝国の解体／3　プール人の覇権／4　エル・ハジ・オマル｝
　ＩＶ　植民地征服　｛1　自由競争と初期の探検／2　帝国主義と近代の植民地建築／3　ニジェル河への突破口／4　南部への〈平和的浸透〉／5　ベルリン会議とアフリカの分割　スーダン諸帝国の崩壊／6　戦争のやりかた／7　ダオメの征服／8　植民地の教化／9　チャド湖への競争｝

原註
訳者あとがき
参考文献
索引