1965年2月号 B5判 P118 全体に経年によるヤケ 表紙ヤケ大、汚れ、少イタミ
目次:
【特集 新しい戦争緊張のなかの映画】
キューバ 革命的映画とは何か(堀田善衛)
韓国 南北統一とわれわれ(大島渚)
ソ連 暗い心のエレンブルグ(白坂依志夫)
アフリカ “ポレポレ”と“サイディア”の未来性(羽仁進)
南ベトナム 戦線なき戦争の悲惨(垣内政彦)
アントニオーニ理解の盲点(矢島翠)
のぞかれたハリウッド映画 ●リチャード・クワイン ● トンプソン 会見記(水野和夫)
ルポ時評 小津映画が渋谷調に変貌する時
特集 映画スターとは何か(林玉樹/押川義行/小川徹)
作品評 {送られなかった手紙と脱出の主題(針生一郎)/送られなかった手紙 西欧への接近(尾崎宏次)/幕末残酷物語 加藤泰論(斎藤竜鳳)}
グラビア {輪舞/雌めす牝/とべない沈黙/大喧嘩/ダンケルク/集団脱獄}
ボクのシネ・スケッチ(やなせ・たかし) {輪舞/誘惑されてすてられて}
【特集 「輪舞」―ロジェ・バディム―とわが快楽主義】
夫婦のセックスに反映する様々な人間的色あい(小島信夫)
ブルジョア的偽善性にタップリひたって(中村真一郎)
性の自然とその無目的な浮沈のラ・ヴィ!(金子光晴)
いとしのブリアリと憎くきバディムの魂胆(森茉莉)
生きもののような男の手(佐藤愛子)
六人の女性とのわが輪舞史(梅田晴夫)
享楽主義のすすめ(丸尾長顕)
おとこがモテルというケース(寺内大吉)
作家はなぜ愛欲描写をするか(木村恵吾)
バディムをめぐるX人の女(南部僑一郎)
シナリオ 輪舞(原作:アルツール・シュニッツラー 脚色・台詞:ジャン・アヌイ)
連載 いなかん随筆5(わが100本の回想) トーキー誕生まで(稲垣浩)