竹内勝太郎全集 第一巻 全詩集 思潮社

1967年 A5判 P532 二重函のうち外函なし 内函背ヤケ大 本体元パラ時代シミ、端少イタミ 表紙時代シミ 小口少ヤケ 月報付

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国内文学詩・短歌・俳句ほか





1967年 A5判 P532 二重函のうち外函なし 内函背ヤケ大 本体元パラ時代シミ、端少イタミ 表紙時代シミ 小口少ヤケ 月報付

目次:
黒豹以後
 {時計/花鏡/春の犠牲/風/雲/石文/桑/魚/聖母受胎/氷河/鷹/明るい庭}

黒豹
 {菊/鬣狗/虎/滝/貝殻調/水蛇/空の雲雀/黒豹/鶫/冬来たりなば/あらし/うぐいす/山繭/氷湖/夜降る雪/春が来る/犁/水上葬送/時間/魚類と神々/空間/海の誘惑}

明日
 贋造の空 {翼ある船/青/巣/椿/紅鶴/猟/道化の黄昏/珊瑚樹/季節はずれの花束/贋造の空/土の感情/日時計/墓地の春}
 田園調 {明日/森の復活祭/田園調《パストラル》/餌/白鳥/鵞鳥/蜜}
 処女航海 {梟/五月の野に/山水図説/処女航海/雪の鏡/雪の上の鳥/冬の友達}

室内
 {譬喩/室内/狼の歌/夜の想い/黄昏の歌/体をぬけて/時雨の頃に/巷の雪/冬空/朝の想い/海蟹の歌/巷は眠る/秋が来る風の歌/山峡にて/畑の散歩/春の楽器/声/雪は降りつむ/白昼は澄む/水草を愛す/白鷺/よしきり/月夜と蛙/白昼青野にて/雲雀/窓/訪問/石を拾う/流れの上に/冬の雨/巨人/焚火/秋日和/林のなか/草むら/海の瞳/木々の手紙/智慧/曙讃歌/星空に献ぐる頌歌/草の葉の上に/泡/牡丹の祈り/早春の頌/湖心/夕陽の光りに/荘厳心/枯れ野/鳳仙花と子供/月の悲しみ/序曲/光りの献詞/星夜の銀杏樹/静かなる嵐/歓喜の贈与者/成長/冬の想い}

初期四詩集
 第四詩集 春の楽器 {地上楽園賦/貪婪なる神/舞踏する難破船/朝のうたげ/夕方の釣り/農耕の歌/花苑/みずうみ/氷柱}
 第三詩集  林のなか {雪夜/愛/洪笑/穂播き/霜月/明るい風/庭/童謡/夜想/水草の上に眠る/流れに沿うて}
 第二詩集 讃歌 {幸福/よろこびの歌/幻術師/虚空の無限を昇る/水の幻覚/大河の頌/朝風/大洪水/微笑は成長する/賢人/蜘蛛の誘惑/嵐の泥酔者/肉体の霧/修道士の出山}
 第一詩集 光りの献詞 {花を待つ罪人/平穏の時/傷心/中古伝説/緑の森に逍遙う/混迷/夜鳥の群れ/曠野/三月の憂鬱/永遠の母胎}

未刊詩篇
 一九三三年{残雪/熱/雪}/ 一九三二年{おち葉/緑の神/未来/鉄の唄}/ 一九三一年{序詩/風の喜び}/ 一九二九年{秘密/白日の唄/珊瑚樹/感覚/骰子/ひでり/雨暦/白}/ 一九二八年{明るい森にて/影/朝の窓/月夜の霧/古風な恋人(マドリガル七章)/高野七唱/毒だみ草/極地探検/緑/流れる空/口笛/未来/春は古い神/梅林に遊ぶ/我等が古陶の頌/山林にて/詩神に寄す/かけひ/夜の発電体/蟻/残雪/霜を愛す/薄情/泥酔者}/ 一九二七年{野獣/秋興篇/曠野を望む}/ 一九二六年{春を待つ田園/動く風景/太陽を愛する歌/激流を下る}
 一九二五年 {燃える夜空/か黒い月/南瓜畑の実り/雨は多過ぎる/雨の歌/雲の歌/彫像の歌/農耕の歌(其二)/無智/鶯/翔ける鳥/丘/椿/朝の伴奏/二つの声/雪と雲/旅人}
 一九二四年 {製作}/ 一九二三年{舞踊の献げもの/聖者礼拝(神解密義第七)/祈願/光明荘厳/夜霧/現心/処女献身(神解密義第一)}/ 一九二二年{嵐/淡雪/柚/霧/膽吹讃歌/都会の心臓}/ 一九二一年{五月雨}/ 一九二〇年{三人の老婆/嬰児虐殺/昔と今/星占}/ 一九一九年 {夕べの食卓/輝く朝/五位鷺/朝林/水盤/砕る氷/赤き雲/川霧/雪の展望/渚の上/暁のあいま/月光と霧/焔/水の上の光り/声曲/爪きり草/コスモス/雪の幻像/村の雪道/春日野の暮れ/法隆寺松林/法輪寺遠望/唐招提寺帰途/薬師寺の塔/高台寺逍遙/建仁寺夜半/松/瀞/燈影/鷺/嗟嘆/黄昏に/水鏡/告白}
年代未詳(推定一九一四―一九一八年頃?){城/烏と雀(童謡)/月と梟(童謡)/夕月(童謡)/大猿小猿(童謡)/照応(翻訳)/信天翁(翻訳)}/ 推定一九一六年{芽生の庭/ゆあみ/流れ去れ/樹間逍遙/黄昏の時/五位鷺/静かなる夕べ/季節/午後の野菜畑/青苔/見知らぬ母/夕べの祈祷/朝の雪/漂泊者の歌/基督降誕祭の夜/朝の祈祷}/ 推定一九一五年{月光と響/くだくる氷/遠望/黙祷/新月の下に/短かき日/夜の塔/聖母/霧夜空/四条橋を望みて/木津川/廣野道/曙/船出/落日/宵闇/海角/眠り/秋の唄/柘榴と雨/柘榴/恍惚/鐘/遠人/追憶/春にかえり行く……/月の連祷/橋の上/丘の上/小舟/木蔭/陸橋/逍遙/暮れ方の窓/静夜/冬物語/水は流れよ……/大きな河/雲/牧羊神が秋の午後/草刈女と子供/鐘/新月/月と子供/草むら/輝く面/祈祷の夕べ/夜這い星/雨のあと/青桐/海鳥/水仙/角笛/さまよい/懺悔}/ 推定一九一四年{女神「空想」に寄す/渚にて/みずうみ/二度の別れ/寝床/ぴあの/昆虫/輝く十字架/無題/林より出でて/すすり泣く季節/落ち葉の歌/目覚める時/目覚めて後/柘榴頌歌/メヅサの首/スフィンクス/君へ願うは/恋のみこそ}/ 推定一九一三年{くれがたの空/闇の焔/霧と太陽/あらし/支那街の雪/翼ある悲愁/驢馬を牽く朝鮮人/過ぎ行く夏/だりやの園/春の序曲/店頭の楽人/眩惑/死の予告/雪野の太陽/絶嘯/輝く平和/波の覆唱《ルフラン》/春の公園/谷底/傷つける小鳥/まどわしの路/輝く翼/萎みし花/新しき星/雨の夜/そぷらの/あかしやの並木道/落ち葉/霧降る夜の街/通る電車/ミシンの音/刺繍する女/遊園地の黄昏/出帆/晩帰/海を越え来し/支那花街哀歌/窓に倚る女/白き出窓/海辺の唄/帆船/雪の光り/雪の上の月光/朝の海/声/水の薄ら明り/夜半にめざめて/不安/野に立ちて}

竹内勝太郎の詩の世界(野間宏)
竹内勝太郎略年譜(富士正晴)
解題(富士正晴)
編者あとがき

月報:
竹内さんのこと(吉田行範)/真理性と普遍性の詩人(井口浩)/忘れられていた宝(清岡卓行)
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