>1986年　14.3×22.1　P278　表紙少クスミ　小口少キズ

全278ページのうち特集200ページ。

目次：
偽書渉猟９「百万年のピクニック」にて　アゲーエフ＝ナボコフ著『コカインをめぐる小説』（沼野允義）
私のプリニウス21　香料（澁澤龍彦）
耳目抄67　広島の言葉（竹西寛子）

詩　ふれないま、ふるむん（白石かずこ）
想像遍歴５　演劇の一場面　横浜ポート・シアター『小栗判官・照手姫』（小島信夫）
同時代の演劇を読む３　霊廟のうちなる革命と反革命　ジュネの死、あるいはジョルジュ・ラヴォーダン演出『バルコン』（佐伯隆幸）
えぶりしんぐ19　完訳・皇帝の新しい服（安野光雅）

【特集：エリアーデ】
エリアーデに捧ぐ
　エリアーデさんの思い出（中村元）
　歴史の無限の破片が落ちてゆく…（前田耕作）
　エリアーデの日記を読んで（青野聰）
　洞窟に帰った旅人（松枝到）
エリアーデの青春
　多神と異教の再生（山折哲雄）
　友情の始まり（シオラン　訳：中沢則夫）
エリアーデにおける〈インド〉
　エリアーデ哀悼　「インド体験」をめぐって（井筒俊彦）
　自伝　ヒマラヤ山中の庵（エリアーデ　訳：中村恭子）
エリアーデと科学史　エリアーデの掌の中で（村上陽一郎）
エリアーデと美術史　エリアーデと美術史家級の方法論（若桑みどり）
エリアーデにおける〈文学〉
　文学的想像力と宗教的構造（エリアーデ　訳：鳥井由紀子）
　小説　一万二千頭の牛（エリアーデ　訳：直野敦）
　神話作者エリアーデ（大室幹雄）
　聖ヨハネ祭の夜とシャンバラ（中村恭子）
エリアーデにおける〈宗教〉
　エリアーデにおけるミュトスの探求（久米博）
　シカゴの暑い夏（植島啓司）
　対話　聖なるものの輝きを前にして（エリアーデ、Ｃ・Ｈ・ロケ　訳：荒木美智雄）
エリアーデと文明の現在
　黎明を俟ちつつ　ホモ・ファーベルとホモレリギオースス（エリアーデ　訳：木村勝彦）
　新しいヒューマニズムを求めて（荒木美智雄）
エリアーデ以後―エリアーデから／エリアーデを超えて
　反対の一致（中沢新一）
　エリアーデの鏡（岩田慶治）
　エリアーデの地母説と縄文時代中期の土偶および土器（吉田敦彦）
エリアーデの生と死　年表　ミルチア・エリアーデの生涯（編：荒木美智雄）

ユーラシア世界の漂泊彷徨者たち７　魔法使い、次々と登場（杉山二郎）
もうひとりのわたし21　蜜月（岸田今日子）
対話批評　アール・ポエティック８　機械の密室は快楽か？（松浦寿輝、朝吹亮二）
今月の作品
われ発見せり　象徴主義の迷路（本江邦夫）