世界の民衆宗教 編著:荒木美智雄 ミネルヴァ書房

2004年初版 A5判 P435 帯スレ カバー僅汚れ、上端少イタミ、裏少凹み 背少ヤケ

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2004年初版 A5判 P435 帯スレ カバー僅汚れ、上端少イタミ、裏少凹み 背少ヤケ

“多様な民衆宗教の動きに注目――
現代の世界的な宗教的状況をとらえ、そのなかで民衆宗教を問い直す。”(帯文)

“現代世界の宗教について考えようとするとき、宗教学を学ぶ者は、数多くの、しかも多様な宗教が生きていることに目を見張らせられる。多様な「霊」の信仰や「シャーマニズム」、ユダヤ教や神道などの「民族宗教」、国家の宗教文明を背景にして台頭してくるジャイナ教やキリスト教や仏教やイスラム教に代表される「創唱宗教」など、その形態は複雑である。
一方、宗教として生きているものの多くは民衆の間で支持を得て生きられている宗教、すなわち「民衆宗教」であり、いま世界中でその時代を迎えている。本書は、世界各地の事例を取り上げ、宗教現象を解説する。”(カバー袖紹介文)

目次:
まえがき
序章 新しいアルカイズムと民衆宗教の時代 ―新しい宗教的創造の再発見のために―(荒木美智雄)
 {はじめに―現代世界の宗教的状況/一 近代西洋の精神的エネルギー/二 宗教としての西洋近代/三 近代西洋の世界進出と宗教・文化/結び}

【第一部 中央・南・北アメリカ】
第一章 コンタクト・ゾーンのジャガー・クリスチャン ―アメリカ宗教史の隠された物語―(デイヴィッド・カラスコ)
 {はじめに/一 征服、クリスト・デ・カーナ、そしてカモフラージュされた場所/二 マシモンと聖なるものへの道/三 トニー・モリソン『愛されしもの』―混沌の空間、自己創出、そして恩寵の想像}
第二章 メキシコ、チアパスのキリスト教 ―マヤ系カトリック、プロテスタント、サバティスタのある暫定的な地図―(リンゼイ・ジョーンズ)
 {はじめに―論文の目的/一 三つのカトリシズム/二 三つのプロテスタント/三 エクスパルサドスとサパティスタ/結び}
第三章 マヤの十字架 ―聖なるイメージのダイナミズム―(笹尾典代)
 {はじめに/一 カスタ戦争の原因と社会的背景/二 「語る十字架」の出現とクルソブ集団/三 「語る十字架」とマヤの聖なるイメージ/結び}
第四章 「偶像崇拝」 ―植民地期アンデスの民衆宗教―(谷口智子)
 {はじめに/一 「偶像崇拝」/二 アンデスの「偶像崇拝」―偶像/聖なるもの /三 祖先神(ワリ)/四 祖先の遺骸(マルキ)/五 大地と石(ワンカとコノバ)/六 水源(泉や水路)/結び}
第五章 ハウデノサウニ(イロクォイ)の感謝の祈りと私有財産(フィリップ・P・アーノルド)
 {はじめに/一 ハウデノサウニの大地/二 オノンダガの土地理解と私有財産/結び}
第六章 北米先住民ホピのマーサウを巡る歴史と神話(木村武史)
 {はじめに/一 グローバル時代の「先住民宗教」の研究の「可能性」について/二 民族学誌に見るマーサウ/三 「歴史」におけるホピとマーサウ/結び}

【第二部 日本】
第七章 苦しむ死者と日本の民衆仏教 ―仏教説話集を中心に―(池上良正)
 {一 苦しむ死者への対処法―二つのシステム/二 仏教説話集に見る死者の救済/三 仏教による普遍主義化とその限界/四 牙を抜かれた霊たち/五 仏教説話集に見る調伏/六 死者の祟りの根深さ}
第八章 『山姥』、野性と意味づけの崩壊(リチャード・ガードナー)
 {はじめに/一 能の黎明期における中心と周縁/二 聖なる中心への巡礼/三 非二元性、悟り、如来との邂逅?/四 野性と周縁/結び}
第九章 宗教学における民衆宗教の新たな位置づけ(ゲイリー・L・エバーソール)
 {はじめに―「民衆」宗教という概念/一 近代批判としての「民衆宗教」/二 ノスタルジア―感情のポリティクス/三 宗教学と情緒の歴史/四 涙と説話と歴史的媒介/結び}
第十章 聖なる「家族」の誕生(宮本要太郎)
 {はじめに/一 金光大神の宗教体験と家族との葛藤/二 金光大神の衰退と神格化/三 金光大神の家族の聖化/結び}
第十一章 民衆宗教と民衆仏教 ―一九世紀日本の来世と現世―(島薗進)
 {一 「国家神道と民衆宗教」という構図/二 浄土真宗と日本の近代化/三 民衆仏教と来世救済}
第十二章 島嶼の「風景」と世界像(平良直)
 {はじめに―宗教学の課題としての「風景」/一 世界像と中心/二 「青の世界」と奥武の風景/三 世界像と奥武の風景/四 神話の風景と奥武/結び}
第十三章 原爆死の宗教的意味 ―長崎の原子野で生き残った人々の問いかけ―(木村勝彦)
 {はじめに―一九四五年八月六日と九日のそのとき/一 原爆死の特徴/二 「受け入れ難い死」としての原爆死―あるいはタブーとしての死/三 「受け入れるべき死」としての原爆死―永井隆の「燔祭」論/四 「燔祭」論の意味と限界/結び}

【第三部 アフリカ・オセアニア】
第十四章 日本とナイジェリアにおける古代宗教の比較 ―神道とヨルバ・オリシャとの対話―(ジャコブ・K・オルポナ)
 {はじめに/一 神道とアフリカの土着宗教間の相関性/二 天地創造と神々―オリシャとカミ/三 天皇制と聖なる王権/四 儀礼、儀式、聖なる祭典/五 聖なる空間と自然―霊力の焦点/六 近代国家の中の古代宗教―新しい市民宗教/結び―ヨルバ・オリシャと神道の未来}
第十五章 ズールーのシャーマン、クレド・ムツワ ―アフリカのフォーク・レリジオンにおける土着的正統性の捏造と流用―(デイヴィッド・チデスター)
 {はじめに/一 アフリカ的起源/二 文化と自然/三 土着の知識/四 異星人との出会い/結び―フォーク・レリジオン、フェイク・レリジオン}
第十六章 アボリジニの神話と歴史 ―構造研究と歴史研究の統合に向けて―(曽野鈴子)
 {はじめに/一 エリアーデ宗教学における聖柱神話/二 聖柱神話の歴史的状況/結び}

【第四部 ヨーロッパ】
第十七章 初期バイブル・クリスチャンズの展開と民衆宗教(山中弘)
 {はじめに/一 バイブル・クリスチャンズの形成とウィリアム・オブライアン/二 バイブルクリスチャンズの宗教世界/三 女性説教者の活動/結び―イギリスの民衆宗教をめぐって}
第十八章 「天声人語」 ―民衆における宗教思想の源泉をめぐって―(リアナ・トルファシュ)
 {はじめに/一 ルーマニア民間伝承における「聖なる樹」/二 ルーマニア民間伝承における「天の柱」/結び}
第十九章 フィンドホーンの奇蹟 ―内なる神と妖精たち―(棚次正和)
 {はじめに/一 人間観の変容―個の自覚を深める/二 自然観の変容―地球の波動を高める/結び}

【第五部 現代国家と宗教】
第二十章 現代イスラエル社会における国家と宗教 ―世俗社会の浸透と根本主義の台頭の狭間で―(市川裕)
 {はじめに/一 宗教の分析概念とユダヤ人/二 アイデンティティの相克/結び}
第二十一章 カルト/セクト論争と宗教的ナショナリズム ―グローカル化過程におけるナショナル・アイデンティティの追及―(中野毅)
 {はじめに/一 多様なナショナリズムの表出/二 アメリカ合衆国における文化闘争/三 フランスとEU統合/結び}
第二十二章 フィリピンにおける近代千年王国論運動と国家について(レスリー・E・バウゾン)
 {はじめに/一 フィリピンの急進的伝統/二 マニャボグ事件/三 マルエチョール―悪徳行為者か、悪徳行為の犠牲者か?/四 ディオス・ブハウィ―生き神であり救世主/五 山の中の教皇的解放者/六 ババイラニズム以後―噴火に向かう社会的火山/結び}

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