ＳＦ名作シリーズ２３　超能力作戦　ラッセル　訳：中尾明　偕成社

1971年　Ａ５判　P172　全体に経年によるヤケ、時代シミ　カバー上下端少イタミ、裏少キズ

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1971年　Ａ５判　P172　全体に経年によるヤケ、時代シミ　カバー上下端少イタミ、裏少キズ

装幀：池田龍雄
挿絵：金森達

“いまから数百年後、金星や火星にも人間がすむようになり、そこには、いろいろな超能力者が生まれました。
　人の心をよんだり、心と心で話をする人間、手をふれずに、ものを自由にうごかせる人間、こん虫のことばがわかる人間、口から火をはく人間、鳥のように空中をとびまわる人間―。
　そのような超能力者たちは、地球をにくんでいました。地球の世界政府が、金星や火星を支配していたからです。
「地球の手からはなれて、金星と火星をどくりつさせよう。」
　超能力者の金星・火星連合軍は、地球にたたかいをしかけてきました。超能力者は、ひとりでふつうの人間二万人を、あいてにする力があるのです。
　地球のすぐれた超能力者、デビッド＝レイブンは、大統領のひみつ命令をうけて、金星・火星連合の超能力部隊に、たったひとりで、たちむかうことになりました。”（巻頭「読者のみなさんへ」）

目次：
おかしな戦争／超能力者リスト／ぶきみな尾行／ぬすまれたからだ／ＷＢ１０９をおえ／地下都市のひみつ基地／こん虫人／あわれなさいみん人／ろぼっと宇宙船／金星の毒グモ／生きかえった死体／ファントム号／レイブンの計略／スカイ・ダイビング／きりのなかの城／二番目のドア／百面人のかえだま／夜空の冒険／とびおりろ！／とらえたボス／まいった！こうさんだ！／快速船ＫＭ４４／つぎの悪だくみ／むかえのヘリコプター／四人の正体は？／宇宙かんし員

「超能力作戦」について（解説）