1980年　Ａ５判　P183　表紙スレ、クスミ、少イタミ　小口ヤケ

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目次：
特集　オクタビオ・パス　大地とエロティシズムの詩人
　翻訳　｛オクタビオ・パス詩抄（訳：鼓直）／孤独の詩と感応の詩（オクタビオ・パス　訳：牛島信明）／パスの詩的時間（カルロス・フェンテス　訳：野谷文昭）｝
　論考　｛熱い感覚の詩人　オクタビオ・パスの詩、入門（飯島耕一）／「城」から「水」へ　パスとデュシャン（東野芳明）／パス・ノート　「Hic et nunc」の詩（井上輝夫）／パスと北アメリカの詩人たち（鍵谷幸信）｝
　座談会　パスとわれわれの詩　本源的なものへの希求（渋沢孝輔、天沢退二郎、鼓直）


作品
　連載詩・見えないまち｛孤祷府・調布（大岡信）｝
　連載詩２｛悪の花（北村太郎）／産屋（吉増剛造）｝

手帖時評　作品の現在（平出隆）

連載
　箱狂私註（8）　（横山正）
　『詩の認識のために』（8）　〈書くこと〉の認識論に向けて（六）　（アンリ・メショニック　訳：竹内信夫）
　生涯のように　対話による自己史への試み（3）　（黒田喜夫）
　父・山之口獏（8）　（山口泉）
　アルチュール・ランボオ（42）　（粟津則雄）
　聞書き詩人論　詩人たちの肖像（11）　吉原幸子氏　美しい星はどこにある（清水昶）

新連載　死の奪還―〈荒地〉の生成と変容（1）　政治的共同性を騙る者たち（北川透）

評論
　日本現代詩人の英訳について（金関寿夫）

一頁時評
　恣意性の過剰（芹沢俊介）／見せられてしまうということ（上野昂志）／山川蝉夫へ（福島泰樹）

詩誌月評　儀式につかえる精神どもの儀式（瀬尾育生）

詩書月評　自分の魂にも朱を入れて（青木はるみ）

《現代詩オブジェ展》報告

書評
　笑いの万華鏡　飯島耕一著『詩人の笑い』（池内紀）／夜のレクリエーション　鈴木志郎康『わたくしの幽霊』（山口哲夫）／孤独と精妙な応え　粟津則雄『ヨハネの微笑』（由良君美）

新人作品
　園子温／安浪雄嗣／飯沢耕太郎／及川安津子／広尾繭／牧村則村／氷見敦子／山西雅子／古内美也子／多根明日子

選評
　世界をツルツルと新しくして（新川和江）／読む・選ぶ・書く（高橋睦郎）

短信・海外文学
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