1983年 A5判 P362 全体に上下角折れ跡 表紙少ヤケ、汚れ、背少イタミ 小口ヤケ、少汚れ 巻頭・巻末ページ少時代シミ(P362時代シミ多)
全362ページのうち特集272ページ。
目次:
連載・占いのコスモロジー10 マクロコズムの時間(矢野道雄)
連載・睡眠のエコロジー10 眠りの進化(鳥居鎮夫)
歩行と思索 {鳥の価値(阿部謹也)/常識クイズ(竹内敬人)
連載・映画の作り方10 カットの技法(佐藤純彌)
連載・二〇.五世紀の音楽10 集合の思想(松平頼暁)
連載・視線とテクスト 第二部第十三回 虚妄の都市(3)都市の経験八(多木浩二)
連載・マクシム・デュ=カンまたは凡庸な芸術家の肖像 第三部5 旅行靴と風見鶏(蓮實重彦)
ラカンのシニフィアン アガルマ 他者と転移(佐々木孝次)
現代哲学の12講1 言語 哲学の遠い声(J・デリダ 訳:庄田常勝)
【増頁特集 民俗学の変貌】
南方熊楠のコスモロジー {創造の方法としての南方曼陀羅(鶴見和子)}
折口信夫への新しいアプローチ {メシアとしての翁 折口信夫論の試み(山折哲雄)/神話的想像力と魂の変容(鎌田東二)}
柳田国男の地平から {金属民俗学からみた『遠野物語』(内藤正敏)/貴族院書記官長 柳田国男(岡谷公二)}
象徴と両義性 {蓑笠をめぐるフォークロア 通過儀礼を中心にして(小松和彦)/「洗う女」考 子どもの生と死をめぐって(本田和子)}
芸能のフォークロア {構造のカタルシスを超えて 坂田東十郎論 (土屋恵一郎)}
民俗学と歴史学のあいだ {歴史家と「日常的人間」(J・ル・ゴフ 訳:福井憲彦)/歴史家とフォークロア ル・ゴフ論文によせて(福井憲彦)}
政治のフォークロア {エビータ エリート伝承から民間伝承へ(ウィルキー、メネル=キンバーグ 訳:里麻静夫)}
シンポジウム ハレ・ケ・ケガレ(桜井徳太郎、谷川健一、坪井洋文、宮田登、波平恵美子)
連載・火の話10 火の反効果(疋田強)
連載・シャンカラの神秘主義 第三九回 世界とは何か? 世界創造六(中村元)
連載・思考の生理学34 現代に欠けているもの(千葉康則)
研究手帖 夜のみだらな鳥(植島啓司)