昭和60年２刷　四六判　P249　カバー少イタミ、汚れ、背ヤケ、内側時代シミ多　本体表紙ヤケ　裏遊び紙少汚れ

編：伊東俊太郎、道家達将、八杉龍一、藪内清

目次：
序章　忘れ去られた本草

第一章　本草の由来
　｛一　本草の始まり／二　宋の本草｝
第二章　日本の本草
　｛一　日本での本草の創始／二　平安時代前期の本草／三　平安時代後期の本草／四　鎌倉時代以後の本草｝
第三章　江戸の本草の始まり
　｛一　中国本草の舶来／二　本草の自立｝
第四章　本草の興隆と自立
　｛一　博物学への道―『大和本草』―／二　博物学的本草の主流｝
第五章　国産開発と本草家
　｛一　薬園の設立と彩薬／二　人参の栽培｝
第六章　漢方医学と本草
　｛一　中国と日本のちがい／二　医療と結びついた本草／三　江戸後期への流れ｝
第七章　江戸の園芸
　｛一　園芸の発達／二　江戸時代の園芸書｝
第八章　西洋本草の渡来
　｛一　最初の西洋本草書／二　平賀源内と本草｝
第九章　蘭学時代初期の西洋本草
　｛一　アールドゲワッセン／二　大槻玄沢と木村孔恭｝
第十章　本草から西洋流薬物学へ
　｛一　蘭学時代初期に現われた薬物書／二　宇田川一門の薬物学｝
第十一章　本草から生物学
　｛一　西欧生物学の受容／二　生物学の自立／三　日本植物図譜の出現｝
終章　本草の消滅―江戸から明治へ―
　｛一　博物学的本草の行方／二　医薬的本草の行方｝

巻末にあとがき、参考書および参考文献、事項索引、人名索引を収録。