日常生活の中の聖なるもの　ミシェル・レリス　訳：岡谷公二　思潮社

1986年新装版　Ａ５判　P290＋索引P36　帯付　カバー僅ヤケ　天シミ　P91～128上角折れ跡

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1986年新装版　Ａ５判　P290＋索引P36　帯付　カバー僅ヤケ　天シミ　P91～128上角折れ跡

「ひとは偶然に民族学者になるのではない。運命づけられているひとのみがなりうるのだ。レリスは詩人にして民族学者なのではなく、民族学者にならねばならなかった詩人なのだ。」（帯文）

シュルレアリスム詩人でもあるミシェル・レリスの、民族学者としての側面に照明を与えるために編集された文集。

目次：
　解題
　日常生活の中の聖なるもの
　マルティニック、ガドゥループ、ハイチ
　アフリカ黒人の美的感情
　ゴンダルのエチオピア人にみられる憑依とその演劇的諸相
　　（はしがき／第一章　ザール信仰とシャーマニズム／第二章　憑依のもつ遊戯的、美的側面／第三章　一つのあり方の象徴としての一つの行為を促す存在としてのザール／第四章　憑依の諸場面の主役たちにみられる意識と無意識／第五章　ザール信仰における生きられた演劇と演じられた演劇）

解説「民族学者にならねばならなかった詩人―ミシェル・レリスの場合」
インデクス―訳註つき