2000年　22.5×29.7　P190　背少ヤケ、裏表紙僅汚れ　天シミ

２０世紀初頭ドイツの美術工芸学校バウハウスの作品や学内の生活などを、豊富な図版とともに紹介する。

宇都宮美術館／北海道立函館美術館／徳島県立近代美術館／広島県立美術館
229点カラー図版（モノクロ写真しか残されていない作品、資料写真等を除く）

目次：
ワイマール共和国とバウハウス（多木浩二）／美術史とバウハウス（松田弘）／バウハウス―その虚と実（高見堅志郎）

life
学生生活　バウハウスの祝祭（杣田佳穂）
　　　　　　　図版
授業　バウハウス教育のコスモロジー（本村健太）
　　　　図版（ヨハネス・イッテンの予備課程／ラスロ・モホリ＝ナギの予備課程／ヨーゼフ・アルバースの予備課程／ヨースト・シュミットの授業／ヴァシリー・カンディンスキーの授業／パウル・クレーの授業）
舞台　舞台工房―シュレンマーと《メカニック・バレエ》（木村理恵子）
　　　　図版
1923年　バウハウス1923／パウル・クレー1923（柿沼万里江）
　　　　　　図版
建築　今世紀初頭のガラス建築―デッサウ・バウハウス校舎を中心に（沢良子）
　　　　図版

desgin
デザイン　私に「聖」をあたえ続ける造形―あるいはバウハウスが向かったデザインの形態（羽鳥蕭郎）
　　　　　　図版（陶器／金属・ガラス／家具・玩具／織物／印刷・広告）
写真　写真の転回―「光の造形」から情報空間へ（深川雅文）
　　　　図版

art
アート　バウハウスにおける色彩論的転回―コントラスト・グラデーション・コンステレーション（前田富士男）
　　　　　図版（絵画／彫刻／版画／素描・習作）

new bauhaus
ニュー・バウハウス　もう一つのユートピア―アメリカにおけるバウハウス（穂積利明）
　　　　　　　　　　　　　図版

巻末にバウハウス関連年表、作家略歴、参考文献、出品作品リストを収録