
昭和61年 四六判 ソフトカバー P312 カバースレ、端イタミ、背ヤケ 末尾ページ小印
“◎この本は私たち京都に住む人々の身近かにあるキノコ 461種を載せてあります。ごく普通にあるキノコもあり、稀にしか採集できないキノコもあります。分類別に並べ、子のう菌類、異担子菌類,担子菌類(腹菌類・ハラタケ目・ヒダナシタケ目)の順にしてあります。
〈略〉
◎この本は小、中、高校生の野外観察に便利なように携行書、案内書として作成しました。解説は図版、写真でわかる部分はできるだけ省き、顕微鏡下の記述をわずかにし、表現はキノコ用語を使っています。〈略〉
◎この本の毒キノコは毒、食用キノコは食用とし、明白なものだけにしてあります。〈略〉
◎この本に記載していないキノコは多数あります〈略〉
◎この本には調べやすいように生態写真・部分写真、絵、図など加えましたので1種で写真や図版が2~3点となっているものもあります。両方を見比べて調べてください。
(本書巻頭「この本の特徴と使い方」より)”
目次:
刊行によせて(本郷次雄)
はじめに(吉見昭一)
京都の代表キノコと珍しいキノコ
キノコの形
主なキノコ用語
【I 子のう菌類】
クモタケ科
バッカクキン科
テングノメシガイ科
ノボリリュウ科
ベニチャワンタケ科
オオゴムタケ科
クロチャワンタケ科
ビョウタケ科
クロサイワイタケ科
チャワンタケ科
ピロネマキン科
ズキンタケ科
ツチダンゴ科
クルミタケ科
セイヨウショウロタケ科
変形菌(参考)
【II 担子菌類】
(1)異担子菌類(キクラゲ亜綱)
キクラゲ科
シロキクラゲ科
アカキクラゲ科
(2)同担子菌類
腹菌類
ヒメノガステル科
ヒドナンギウム科
ジャガイモタケ科
メラノガステル科
ショウロタケ科
ヒステランギウム科
ニセショウロタケ科
コツブタケ科
クチベニタケ科
ツチグリタケ科
コウボウフデタケ科
チャダイゴケ科
タマハジキタケ科
ホコリタケ科
ヒメツチグリタケ科
アカカゴタケ科
スッポンタケ科
ハラタケ目
イグチ科
オニイグチ科
ベニタケ科
ヌメリガサ科
キシメジ科
ヒラタケ科
テングタケ科
ウラベニガサ科
ハラタケ科
ヒトヨタケ科
オキナタケ科
モエギタケ科
フウセンタケ科
チャツムタケ科
イッポンシメジ科
ヒダハタケ科
クギタケ科
ヒダナシタケ目
ホウキタケ科
アンズタケ科
ウスタケ科
サルノコシカケ科
コウヤクタケ科
イボタケ科
ハリタケ科
カンゾウタケ科
キコブタケ科
スエヒロタケ科
顕微鏡でみたキノコの組織
キノコとは何か
毒キノコと食用キノコ
キノコの採集と調べ方
採集は楽しい(吉見昭一)
キノコとの出合い(高山栄)
索引
参考文献
あとがき