1999年、2000年 B4横長判 並製本 東日本編1.2通しノンブルP998 西日本編通しノンブルP1069 各巻表紙少汚れ、背少ヤケ その他各巻詳細は商品説明欄をご参照ください
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国立歴史民俗博物館資料調査報告書9・10
1997年度に東日本、98年度に西日本で実施した調査の報告書。
“この調査の目的は、1960年代(昭和30〜40年代も射程に)の死・葬・墓の民俗の実態の確認と1990年代(平成1〜10年)のそれの確認の作業を通して、その間の変化の実際を具体的な事例に則して確認し位置づけておくことである。近年、日本の民俗は大きな変動の中にある。死・葬・墓をめぐる伝統的な習俗も変化と混乱の中にある。家での死から病院近隣の相互扶助による葬儀から葬祭業者の手になる葬儀へ、土葬から火葬へ、などめまぐるしい変化の中にある。このような近年の死をめぐる民俗の日本各地における変容の実態調査と情報資料の収集整理の作業は民俗学にとって現代社会における急務である。…”(「はじめに」より)
都道府県(ごとに1〜2名の調査委員が割り当てられ、各自が一地区を調査対象として選定。
(A)1960年代(昭和30〜40年も射程に)の一人の死者の葬儀の実例
(B)1990年代(平成1〜10年)の一人の死者の実例
(C)地区内の一戸の家の位牌と墓石の一覧
(D)地区内の1960年代(昭和30〜40年代も射程に)から1990年代(平成1〜10年)にかけての死者一覧およびそれぞれの死亡場所が、家か病院か、葬儀業者の関与の有無、公営火葬場の設置とその和の推移など、葬儀の変化を示す項目
といった調査項目を基本として、特記事項、写真資料なども収める。
●東日本編1●P495 P489端僅インク汚れ

目次:
はじめに
【調査報告】
北海道(宮良高弘)
北海道(小田嶋政子)
青森県((外崎純一)
青森県((小池淳一)
岩手県((神田より子、假屋雄一郎)
岩手県((岡恵介)
宮城県((大本憲夫)
秋田県((嶋田忠一)
山形県((武田正)
福島県(岩崎真幸)
福島県(菊池健策)
茨城県(榎陽介)
栃木県(関沢まゆみ)
群馬県(板橋春夫)
埼玉県(大館勝治)
●東日本編2●(1巻から通し頁)P497〜998

目次:
【調査報告】
千葉県(青木俊也)
東京都(北村敏)
神奈川県(鈴木通大)
山梨県(堀内真)
長野県(福沢昭司)
長野県(倉石あつ子)
新潟県(山田慎也)
新潟県(真野純子)
静岡県(松田香代子)
静岡県(中山正典)
愛知県(蒲池勢至)
愛知県(伊藤良吉)
岐阜県(松岡浩一)
富山県(菊池武)
石川県(西山郷史)
●西日本編1●P541

はじめに
【調査報告】
福井県(金田久璋)
三重県(野村史隆)
滋賀県(米田実)
京都府(八木透)
大阪府(伊藤廣之)
大阪府(東原直明)
兵庫県(田中久夫)
奈良県(鹿谷勲)
奈良県(岩坂七雄)
和歌山県(杉中浩一郎)
鳥取県(坂田友宏)
島根県(喜多村理子)
岡山県(佐藤米司)
広島県(藤井昭)
山口県(伊藤彰)
●西日本編2●(1巻から通し頁)P543〜1069 天少シミ汚れ

【調査報告】
徳島県(近藤直也
徳島県(庄武憲子)
香川県(太郎良裕子)
香川県(田井静明)
愛媛県(森正康)
愛媛県(大本敬久)
高知県(梅野光興)
福岡県(香月靖晴
佐賀県(大石和世)
長崎県(田中丸勝彦)
熊本県(佐藤征子)
大分県(小玉洋美)
宮崎県(渡辺一弘)
鹿児島県(下野敏見)
沖縄県(赤嶺政信)