1986年重版　文庫判　P282　カバースレ、汚れ、背ヤケ　天地小口および巻頭・巻末ページ端少ヤケ、時代シミ

“馬術はもとより、剣にかけても並ぶ者のない達人で、小柄ながらも全身に騎士道精神をみなぎらせた一世の快男児・ジェラール。皇帝には忠誠無類。剣には強いが女には滅法弱い、この男が語る冒険のかずかず……。
ナポレオンの部下で実在したマルボ将軍をモデルに、戦史に基づいて西洋騎士道の精華を描いた、痛快無比の歴史小説。”（カバー裏紹介文）

目次：
第一話　ジェラールが耳をなくした話
第二話　ジェラールがサラゴーサを占領した話
第三話　ジェラールが狐を殺した話
第四話　ジェラールが軍隊を救った話
第五話　ジェラールがイギリスで勝利をおさめた話
第六話　ジェラールがミンスクに乗りこんだ話
第七話　ジェラールがワーテルローで奮闘した話
　｛一　森の居酒屋　二　九人のプロシャ騎兵｝
第八話　ジェラールの最後の冒険

付　ある騎士のものがたり　―コナン・ドイル略伝

訳者あとがき